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大陸の妖精
バトル・オブ・フェアリーテイル
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ーな魔法は!!?」


術式のルールを見たグレイが叫ぶ



「術式を書くには時間がかかる・・・ゆえにクイックな戦闘には向いておらんが、罠としては絶大な威力を発揮する」


「こんな魔法のせいでここからじーさんだけ出られねえってか!?壊せねえのかよ!?じーさんでも」


「術式のルールは絶対じゃ!!『年齢制限』と『物質制限』の二重の術式とは・・・フリードめ・・・いつの間にこんな強力な・・・」


「初めからじーさんは参加させる気はねえって事か、周到だな」


そう言ったグレイはマカロフに背を向け走り出す



「グレイ!!」


「あんたの孫だろうが容赦しねえ、ラクサスをやる!!!!」


走り去るグレイの背中をただ見ることしかできないマカロフは頭を悩ませる



「(ラクサス・・何を考えておる!!?あんなバカタレだが強さは本物じゃ・・・ラクサスに勝てる者などおるのか・・・?)」


そう思ったマカロフは辺りを見渡し考える



「(エルザならもしかしたら・・・しかし・・・今の状態では・・・)」


すると、マカロフは影に隠れていたリーダスの存在に気づく



「ご・・ごめ・・・オ・・オレ・・・ラクサス怖くて・・・」


「リーダスか」


太った絵描きの魔導士、リーダスはゆっくりと影から姿を現す



「よい、それより東の森のポーシュリカの場所は分かるな?」


「ウィ」


「石化を治す薬があるかもしれん、行ってこれるか?」


「ウィ!!!そーゆー仕事なら!!!」


マカロフの頼みを聞き、引き受けたリーダス



「ナツー!!!!とっとと起きろォオオオ!!!!」


「ごあーーーっ!!!」


何度起こしても起きないナツの体をアルトが揺らし、無理やり目覚めさせる



「あれ、アルト!?ラクサスはどこだ!!?」


「ラクサスどころか、ここには誰も居ないよ」


「本当だ!!じっちゃん、何だコレ!!?」


気絶していて事情を知らないナツはマカロフに尋ねる



「(本気のアルトとナツが組めば・・・もしかして・・・)」


そう閃いたマカロフがナツとアルトに向かって言う



「祭りは始まった!!!!ラクサスはこの街の中におる!!!!倒してこんかい!!!!」


「おっしゃああああっ!!!まってろォラクサスゥゥ!!!」


やる気に満ちた叫びを上げ、勢いよく走り出すナツ




しかし、見えない壁がナツの行く手を阻む




「なにコレ?」


「えええええっ!!!?」


ルールに引っかかっていないハズ
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