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大陸の妖精
バトル・オブ・フェアリーテイル
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トレア・・楽しみだぜぇ、お前と戦うのは」


「皆を元に戻せ、ラクサス」


真剣な眼差しを向けるアルト



「だから言ったろ?これは祭りの余興だ、オレたちを見つけ出してからバトル―――」


ラクサスが喋る最中、アルトが衝撃波を使った加速でラクサスに接近し、殴りかかる



「いいから戻せ!!」


「慌てんなって・・・楽しもうぜ、アルトレア」


次の瞬間、激しい閃光がアルトたちを包む



「バトル・オブ・フェアリーテイル開始だ!!!!」


そう言い残し、ステージから姿を消したラクサスと雷神衆



「消えた!?」


「この街で鬼ごっこをやろうってのかラクサス!!!」


「あんのバカタレめぇっ!!」


ラクサスが辺りにいない事を知ったギルドメンバーは急いでラクサスたちを探しにマグノリアへと出る



「くそォオオッ!!!!姉ちゃんたちを助けねえと!!!!」


「あいつらぁぁーーーっ!!!」


「ラクサスを捕まえろォ!!」


「なめやがってぇっ、ぶっ潰してやるァ!!」


怒りを燃やし、次々とギルド内を出ていく魔導士たち



「ビスカ・・僕が必ず助けてあげるからね」


石化したビスカに向かって言うアルザック



「ワシが・・ワシが止めてやるわ!!!!クソガキがっ!!!!」


マスターであるマカロフもラクサスを探そうとする



「!!!」


しかし、見えない何かにぶつかって出ることが出来なかった



「何やってんだ、じーさん!!」


「何じゃコレは!!?進めん!!!見えない壁じゃ!!!」


「こんな時にどーしちまったんだよ、見えない壁なんかどこにもねーだろ」


グレイがマカロフに対して言う


しかし、マカロフがどんなに力を入れようとギルドの外に出ることが出来なかった



「どうなってんだ!!?」


「本当にマスターだけ見えない壁が!!?」


グレイがマカロフを引っ張るが、外に出る事は出来ない



すると突如、空中に文字が浮かび上がる



「これは・・・・フリードの術式か!?」


「術式!?」


「結界の一種じゃ、踏み込んだ者を罠にはめる設置魔法、おそらくこのギルドを囲むようにローグ文字の術式が書かれておる!!」


そして浮かび上がった文字を指さすマカロフ



「術式に踏み込んだ者はルールを与えられる、それを守らねば出る事はできん、見よ」



【ルール・80歳以上を超える者と石像の出入りを禁止する】



「何だよこの言ったモン勝ちみて
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