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大陸の妖精
収穫祭
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「ゴスロリ!!!?」


「フフ・・・・決まった!」


誇らしげな表情を浮かべるエルザ



「あいつもだいぶキャラが変わったな・・・」


「ウィ」


マカオやリーダスは、とても驚いた様子でエルザを見ていた



「(今のエルザ、すごく楽しそうだ・・・)」


得意げな様子でステージ上に立つエルザを見たアルトは思わず顔をほころばせる



エルザの予想外のアピールによって会場の歓声と熱気が増していく




「エントリーNo.5 小さな妖精、キューティー&インテリジェンス!!レビィ・マクガーデン!!!」


「「いいぞーレビィ!!!」」


レビィの立体文字(ソリットスクリプト)を使ったアピールを見たジェットとドロイの二人が大歓声を上げる



途中、誰にも気づかれないようチラチラとアルトを見ていたレビィ


その視線に気づいたアルトもまた、誰にも気づかれないように小さなグットサインを送る



「・・・・・/////」


アルトのサインに気づいたレビィは顔を真っ赤に染めながら、演技を終え舞台裏へ捌ける




「エントリーNo.6 西部からのセクシースナイパー、ビスカ・ムーラン!!!」


「か・・・かわいい!!!」


ステージ上のビスカに熱い視線を向けるアルザック



「エントリーNo.7 我らがギルドのスーパールーキー、その輝きは星霊の導きか・・・ルーシィ・ハ―――」


「だーー!!!ラストネームは言っちゃダメェ!!!」


自分がハートフィリア財閥の令嬢だと知られたくないルーシィは、マックスの紹介を慌てて止めた



「何だ?」


「?」


「かわいいなあの()・・・」


「えーと・・・あたし、星霊と一緒にチアダンスします」


上着を脱ぎ、ルーシィは着ていたチアガール衣装を露にした



「エントリーNo.8」


「!」


その時、ルーシィの背後から聞きなれぬ女性の声が聞こえた



「ち・・・ちょっと、あたし まだアピールタイムが・・・」


突然の乱入者に困り果てるルーシィ



「妖精とは私の事、美とは私の事、そう・・全ては私の事・・」


会場がざわつく中、乱入者はお構いなしといった様子でステージ上に立つ




「優勝は このエバーグリーンで決定ー!ハーイ、くだらないコンテストは終了でーす!!」


フェアリーテイルの魔導士、エバーグリーンは自分で自分に優勝宣言した


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