収穫祭
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
話し上手なマックスが、冗談交じりの司会進行を進める
「お待たせしました!!!!我がフェアリーテイルの妖精たちによる美の競演!!!!ミス・フェアリーテイルコンテスト開催でーーーす!!!!」
マックスが熱狂的な声を上げ開催を宣言すると同時に、会場全体が歓声に包まれた
「司会は このオレ、砂の魔導士マックスが務めます!!」
「あいつ・・売り子やったり色々大変だな」
「もしゃもしゃ」
「ナツはまったく興味なさそうだね」
グレイの隣でパンを食べるナツを見たアルトがそう言った
「アルトは誰が優勝すると思うー?」
羽をはためかせアルトの元にやってきたハッピーが言う
「えっ・・うーん、難しいけど・・・やっぱり名が知れ渡ってるミラさんあたりじゃないかなぁ」
「やっぱミラだよね」
「まぁ、結局はやってみないと分からないけどさ」
そう言ったアルトとハッピーは再びステージへと視線を移す
「エントリーNo.1、異次元の胃袋を持つエキソジックビューティー!!!カナ・アルベローナ!!!」
ステージの上には魅惑的なポーズを決めたカナが立っていた
「さぁ・・魔法を使ったアピールタイムだ!!」
マックスの紹介が終わると同時に、カナは魔法札をばら撒く
するとカードが宙を舞い、カナの身体全体を隠すように覆っていく
「おおっと!!カードがカナの姿を隠して・・」
次の瞬間、全てのカードがはじけ飛ぶと同時に水着姿のカナが登場する
「水着に着替えたー!!!!」
カナの姿を見た観客たちが一斉に歓声を上げる
「50万・・・いいえ・・・酒代は頂いたわ」
自信ありげにそう言ったカナはステージ裏へと戻る
「うわ、すごい歓声・・・さっきエルザも出るって言ってたし、ルーシィ大丈夫かなぁ・・・家賃確保できるといいけど・・・」
カナの演技を見て、そう言ったアルト
戻っていくカナと入れ替わるように、ジュビアがステージ上へ現れる
「エントリーNo.2 新加入ながらその実力はS級、雨もしたたるいい女、ジュビア・ロクサー」
アピールタイムで体を水に変えるジュビア
「うわぁ!!体が水になった!!」
「すげぇ!!」
それを見た観客たちは感嘆の声を上げる
水に変えたジュビアの体が元に戻るとカナと同様、水着に着替えていた
「アルト様、見てますか!!!」
膝下辺りで波を作り、観客席にいるアルトへと笑顔を向ける
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ