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大陸の妖精
収穫祭
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話し上手なマックスが、冗談交じりの司会進行を進める



「お待たせしました!!!!我がフェアリーテイルの妖精たちによる美の競演!!!!ミス・フェアリーテイルコンテスト開催でーーーす!!!!」


マックスが熱狂的な声を上げ開催を宣言すると同時に、会場全体が歓声に包まれた



「司会は このオレ、砂の魔導士マックスが務めます!!」


「あいつ・・売り子やったり色々大変だな」


「もしゃもしゃ」


「ナツはまったく興味なさそうだね」


グレイの隣でパンを食べるナツを見たアルトがそう言った



「アルトは誰が優勝すると思うー?」


羽をはためかせアルトの元にやってきたハッピーが言う



「えっ・・うーん、難しいけど・・・やっぱり名が知れ渡ってるミラさんあたりじゃないかなぁ」


「やっぱミラだよね」


「まぁ、結局はやってみないと分からないけどさ」


そう言ったアルトとハッピーは再びステージへと視線を移す




「エントリーNo.1、異次元の胃袋を持つエキソジックビューティー!!!カナ・アルベローナ!!!」


ステージの上には魅惑的なポーズを決めたカナが立っていた



「さぁ・・魔法を使ったアピールタイムだ!!」


マックスの紹介が終わると同時に、カナは魔法札(マジックカード)をばら撒く


するとカードが宙を舞い、カナの身体全体を隠すように覆っていく



「おおっと!!カードがカナの姿を隠して・・」


次の瞬間、全てのカードがはじけ飛ぶと同時に水着姿のカナが登場する



「水着に着替えたー!!!!」


カナの姿を見た観客たちが一斉に歓声を上げる



「50万・・・いいえ・・・酒代は頂いたわ」


自信ありげにそう言ったカナはステージ裏へと戻る



「うわ、すごい歓声・・・さっきエルザも出るって言ってたし、ルーシィ大丈夫かなぁ・・・家賃確保できるといいけど・・・」


カナの演技を見て、そう言ったアルト


戻っていくカナと入れ替わるように、ジュビアがステージ上へ現れる




「エントリーNo.2 新加入ながらその実力はS級、雨もしたたるいい女、ジュビア・ロクサー」


アピールタイムで体を水に変えるジュビア



「うわぁ!!体が水になった!!」


「すげぇ!!」


それを見た観客たちは感嘆の声を上げる


水に変えたジュビアの体が元に戻るとカナと同様、水着に着替えていた



「アルト様、見てますか!!!」


膝下辺りで波を作り、観客席にいるアルトへと笑顔を向ける

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