B・O・F vs.ラクサス
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「恋敵・・・」
「うっ・・・」
ただし、ジュビアはルーシィに対してだけは敵意を向けていた
「知り合いじゃったか・・・ならば知ってると思うが、こやつは元々ファントムの・・・」
「ええ・・心配には及びません、今は仲間です」
「ほーかほーか。ま・・仲良く頼むわい」
エルザに耳打ちし、事情を知っているのを聞いて安心した様子のマカロフ
「それならもう一人の新メンバーも紹介しとこうかの、ホレ!!挨拶せんか」
「他にもいるの!!?」
マカロフはテーブル席に座っている男に声をかける
その男は何やら硬い物を食べた後、ゆっくりと振り返る
「え!!?」
「オ・・オイ、嘘だろ!!?」
「マジか・・・」
アルトたちがその男を見て驚く
その男はフェアリーテイルに壊滅的な被害を与えたことのある男だったからだ
「ガジル!!?」
「何でコイツが!!!」
「きゃあぁああ!!!」
カジルを見て、騒ぎ立てるルーシィたち
「マスター!!こりゃ一体どういう事だよ!!!」
「ジュビアはともかく、コイツはギルドを破壊した張本人だ」
グレイとエルザはガジルに対し、敵意ある視線を向けていた
「何でよりにもよってフェアリーテイルに・・・!?」
「それはその・・・ジュビアが紹介したんです」
疑問を漏らすアルトにジュビアが言った
「まぁまぁ、あん時はジョゼの命令で仕方なくやった事じゃ、昨日の敵は今日の友ってゆーじゃろうが」
「うん・・・・・私もぜんぜん気にしてないよ」
「レビィちゃん」
影から顔を覗かせるレビィ
気にしてないと言いつつも、身体は恐怖で震えていた
「冗談じゃねえ!!こんな奴と仕事できるかぁ!!」
「安心しろ、慣れ合うつもりはねえ」
ガジルとナツが睨み合う
ファントム戦で互いに戦った仲であるため、敵意識が強く残っているようだ
「オレは仕事がほしいだけだ、別にどのギルドでもよかった・・・まさか一番ムカツクギルドで働くことになるとは、うんざりだぜ」
「んだとォ!!?」
「ガジルくんっていつも孤独でジュビアは放っておけなくて・・・あ・・あの・・・好きとかそーゆーんじゃないんです!!」
「えっ・・あ、うん・・知ってるけど・・・」
何故か聞かれてもないような事を必死に説明するジュビアに対し、アルトは怪訝そうな表情を浮かべていた
「道を間違えた若者を正しき道に導くのもまた
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