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大陸の妖精
B・O・F vs.ラクサス
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カナがやってきて、アルトに声をかけた



「あんたら帰ってきたのかい?」


「あ、カナ!ただいまー」


「早く中に入んなよ、中は特別広く作ってるんだ」


カナに案内され、ギルドの中に入る



「おおっ!!!」


「わぁー、キレぇー」


「うん・・・素晴らしいじゃないか」


ギルド内を見て、再び感嘆の声を上げるルーシィたち


アルトは早くもギルドの新しい雰囲気になれたのか、色んなところを見て回りたそうだ



「・・・・・」


「どうしたんだよ、ナツ?」


「前と違う」


ナツだけは気に入らないのか、一人ムスッとした顔を浮かべていた



「ハァーイ、フェアリーテイルへようこそー」


可愛らしいウェイトレス服を着た女性がアルトたちを笑顔で出迎える



「ウェイトレスの服が変わってる」


「可愛くていいじゃないか」


「マスターの趣味かしら・・ていうか、ミラさんも着るのかしら」


「新しいギルドはそれだけじゃないよ、なんと酒場の奥にはプールが!!!」


カナの目線の先には大きくて広いプールがあった



「ルーちゃん、おかえりー!」


水着姿でビーチボールを抱えるレビィが言った



「地下には遊技場!!」


「リーダスってビリヤードやるんだ・・・」


ビリヤードに真剣な眼差しで挑むリーダスを見たアルトが意外そうに言う



「そして一番変わったのは2階!!誰でも2階へ上がっていい事になったのよ、もちろんS級クエストに行くにはS級魔導士の同行が条件だけどね」


「2階に行ってもいいのー!?」


「本当、根本的な事まで変わったんだなぁ・・・」


盛り上がるアルトたちの元に、マカロフがやってきた



「帰ってきたかバカタレども」


「あっ!!」


アルトはマカロフの方に視線を向け、驚きの声を上げる


マカロフの隣には見覚えのある女性も立っていたからである



「新メンバーのジュビアじゃ、かわえーじゃろォ」


「よろしくお願いします」


髪を切り、服を新調して気持ちを新たにした様子のジュビア



「入ることが出来たんだ、やったなジュビア!」


「はい、これでいつでもアルト様と一緒に・・・/////」


「ジュビア・・・アカネでは世話になったな」


「みなさんのおかげです!!ジュビアは頑張ります!!!」


ジュビアは満面の笑みでそう言った


フェアリーテイル一同はジュビアを快く仲間に迎え入れたようだ



「よろしくね」
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