強く歩け
[5/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
・・・」
鎧姿に換装したエルザは、フェアリーテイルのマークが描かれている旗を持っていた
エルザ「一つ!!!フェアリーテイルの不利益になる情報は生涯他言してはならない !!! 二つ!!!過去の依頼者に濫りに接触し、個人的な利益を生んではならない!!!!」
ウォーリー「ギルドの不利益になる情報なんて持ってねえゼ」
ミリアーナ「依頼者って何?」
ショウ「姉さん・・・」
エルザが言うギルドの掟を聞き、首を傾げる三人
じわじわと目に涙が溜まっていたエルザは、最後の掟を叫ぶ
エルザ「三つ!!!たとえ道は違えど、強く・・・力の限り生きなければならない!!! 決して自らの命を、小さなものとして見てはならない!!!」
堪え切れず、涙を流すエルザ
エルザ「愛した友の事を忘れてはならない!!!!!」
エルザが言い放つ言葉に、ショウたちは涙を流す
そして旗を掲げたエルザが高らかに叫んだ
エルザ「フェアリーテイル壮行会!!!!始めェ!!!!」
ナツ「おまえらー!!また会おーなーっ!!!」
ナツたちが現れて、魔法の玉を空中へ放つ
すると空で盛大に弾け飛び、綺麗な花火を作り上げた
グレイ「氷もあるんだぜ」
ルーシィ「じゃあ、あたしは星霊バージョン!」
グレイやルーシィも魔法を使い、綺麗な花火を作る
アルト「拡散花火だ!!」
残ったアルトは衝撃波を使い、ナツたちの花火を更に大きく弾けさせた
フェアリーテイルが作り出す花火を、ショウたちは涙を流しながら見上げる
エルザ「私だって本当は、お前たちとずっといたいと思っている・・・だが、それがお前たちの足枷になるのなら・・・この旅立ちを、私は祝福したい」
ミリアーナ「逆だよぉぉ、エルちゃぁん」
ウォーリー「オレたちがいたら、エルザはつらい事ばかり思い出しちまう」
ウォーリーとミリアーナは、顔をくしゃくしゃに歪ませて言った
エルザ「どこにいようとお前たちの事を忘れはしない、つらい思い出は明日への糧となり私たちを強くする、誰もがそうだ人間にはそうできる力がある」
フェアリーテイルの旗を空へと掲げるエルザ
その顔は、涙を流しながらも笑っていた
かつての友を笑顔で見送る為に
エルザ「強く歩け、私も強く歩き続ける・・・この日を忘れなければまた会える・・・元気でな」
ショウ「姉さんこそ・・・」
ミリアーナ「バイバイ、エルちゃーん」
ウォーリー「ゼッタイまた会おうぜ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ