成長編 素材
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さんの教え方が上手だったのでわかりやすかったですよ」
「嬉しい事言ってくれるわね。そうそう、伝え忘れる所だったわ。なのはさん、フェイトさん、二人のデバイスから頼みごとがあるみたいだから、アースラの技術室で修理をしているマリエルに会いに行ってくれないかしら?」
「レイジングハートが? 良いですよ。フェイトちゃん、行こう!」
「うん。……マリエルさんかぁ、あのスニーキングスーツの事でもお礼言っといた方が良いよね」
授業を終えて仕事に戻ったリンディさんとクロノ君と別れ、私とフェイトちゃんはアースラへ向かった。ちょっと見なかっただけなのに、なんか凄く久しぶりな気がするなぁ。
懐かしさを感じつつ私達は技術室へ入ると、そこには眼鏡をかけた女性と、その女性と話しているエイミィさんがいた。
「あ、二人ともようやく来てくれたね!」
「こんにちは、エイミィさん!」
「こんにちは……!」
「はい、こんにちは。なのはちゃんは久しぶりだねぇ、二人とも今日は本局見学してきたんでしょ? どうだった?」
「すっごく楽しかったです! それと私、リーゼ姉妹から武装隊向きだって言われました!」
「たくさん部署があって、どこも魅力的に見えました。でもクロノやエレンさんのような執務官になれたら、きっと色んな人を助けられるんだろうなぁ、と思いました」
「うんうん、何か一つでも良い所を見つけられたんなら良かったよ! じゃあ挨拶も済んだ所で早速用事を済ませよっか。こっちの女性がレイジングハートとバルディッシュの修理を担当している……」
「マリエル・アテンザです。マリーって呼んで下さいね」
「はい、マリーさん!」
「よろしくお願いします」
眼鏡の女性、マリーさんと二人で挨拶を交わしてから、レイジングハートとバルディッシュが何をお願いしてきているのかという事を尋ねる。するとマリーさんは心配するような顔で説明してくれた。
「レイジングハートもバルディッシュも、“カートリッジシステム”を搭載したいんだって」
「カートリッジって、ヴィータちゃんやシグナムさんのデバイスに着いてるアレの事?」
「そう、ベルカの技術で作られたアームドデバイスに採用されているシステム。弾丸に圧縮した魔力を込めて、それを使用時にロードする事で瞬時に爆発的な魔力を得られる切り札みたいな武装。だけどこれって制御が難しくて、術者とデバイスに大きな負担がかかるの。インテリジェントデバイスとは相性も悪いのにあなた達の役に立ちたいからって、そんな無茶な改造を施しちゃってもいいものかと思ってね」
「役に……バルディッシュがそんな事を?」
「うん。レイジングハートもバルディッシュも、ヴォルケンリッターのようなベルカ式の使い手や、イモータ
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