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リリなのinボクらの太陽サーガ
成長編 素材
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地味に響いており、痛みは治まったが体力はまだ回復しきっていないのだ。戦いに支障は無いが、地味に堪える……。


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〜〜Side of なのは〜〜

リーゼアリアさんとリーゼロッテさんの案内で、私達は管理局の部署や仕事内容の見学をさせてもらっている。私達が知ってたのはリンディさんみたいなアースラの艦長や、クロノ君みたいな執務官、武装隊といった限定された人達ばっかりだった。だけどこの案内のおかげで様々な部署の人達がどういう仕事をしているのかを知る事が出来たのは、今後の進路を考えるための貴重な経験になったと思う。

だ、だけど……ね?

「次元航行部隊、戦技教導隊、首都防衛隊、地上部隊、救護隊に遺失物管理部隊……いっぱいあり過ぎて目が回っちゃうよぉ〜」

「技術開発部門にデバイス発明部門かぁ……なんか惹かれるなぁ、そこ。でも私は地球から離れるつもりは無いから、今の内にどんな物があるか見ておこ〜っと♪」

「情報通信解析部門……マ○リックスみたいな事でもしてるのかしら? あ、新しいVR訓練とかに必要なプログラムを組んでるのね。使ってるのは当然こっちの言語かぁ。で、こっちは財務管理部門……そういやケチったせいで暗黒ローンでおしおき喰らったんだっけ? 政治統制部門……なんかきな臭いわね。大丈夫なのかしら」

私が混乱している隣で、すずかちゃんは技術系の部署に興味津々で向かったり、アリサちゃんは専門的な所を見ては時々辛辣な言葉を放っていた。あぁ、なんか進路の考え方の違いがよくわかる……。

「リーゼさん達は、私がどの部門に向いていると思いますか?」

「なのはさんが向いてる所?」

「そんなの決まってるわ。マスコ―――――じゃない、それは」

「待ってリーゼロッテさん、今マスコットって言おうとしましたよね!? 私、マスコット向きなんですか!? そうなんですか!?」

「ひゅ、ひゅ〜♪ 何の事だかワカラナイナ〜?」

「誤魔化し方が下手すぎます! 横向いて口笛だなんてあからさますぎます!!」

「まぁそうツンツンしないでよ、冗談よ冗談。わざわざエース級の卵をマスコットにするために誘ったりはしないって」

「マスコットじゃないけど、アイドル扱いはあり得るかもしれないけどね。そこは管理局も組織としての美点を作りたがるものだから受け入れるしかないわ」

「そ、そうなんですか……」

「話を戻すけど、なのはさんが向いてる部門と言ったら、やっぱりあそこしかないでしょうね」

「妥当とも言えるけど、やっぱり最も適してると言ったらあそこだよね」

『武装隊!』

二人揃って言う程なの……? ま、まぁ確かに私は前線で魔法を使ってた方が色々適してるのかもしれないけど、もうち
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