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幸せは消えて
2部分:第二章
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ぱり」
「うん、行こう」
 彼はまた烏達の言葉に頷くのだった。
「あの国にね」
「かなり物々しいですけれどね」
「じゃあ」
 こうして彼は烏達を連れてその国に入るのだった。まずはその城壁の入り口でチェックを受けた。完全武装した兵士達が彼を取り囲んでチェックをはじめたのだ。

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