第7話 公園デビューしちゃった
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「おい、君達。その子達を虐待してたって本当か?」
「「あ?」」
「見た所確かに服を着てない子もいるようだが」
「…何だそりゃ。フザけんなよおっさん。むしろ俺の方が虐待されてるっての?」
「そーそー。虐待するはずないだろ。ちゃんと物事はキチンと見てから判断しやがれ」
「街の不良ってトコか…まったくクズ共が口のきき方から教えてやる!兎に角署まで来てもらおーか」
「あ”ぁ??」
「触んな!」
「ちょっ、待って下さい!そんなに確かめもせずに…っ」
おっ、いいね。そのまま援護してお嬢ーさん
「オイオイ、何で君が庇っちゃうわけ?あー、成る程そういう事か。君もこいつらと同類って訳だ。幻滅だなー。もう少し頭のいい子かと思ったのに。まったく、クズはクズ同士すぐにくっつくんだよ。君何歳?」
「……17ですけど」
「…ハァーー。もう少しさー、男見る目持った方がいいよー?不良なんて所詮社会のゴミなんだからね」
「「あ”?」」
「大体ソイツだってどーせできちゃったガキだろ。全くガキがガキを育てて、この国の未来が心配になるよっ」
ズンッ!
「ぱう。エ……き……貴様……こんな事してタダですむと思ってんのか??これは立派な犯罪だぞ!公務執行妨がっ」
ズンッッッ????
「え?ゴメンなんだって?それよりもお前の男としての未来を心配にした方がいいぞ?」
「あーあ。翔太の外道スイッチONになっちまったな」
ズンッッッッッ????
「げ…外道スイッチ?」
「おう。あいつのスイッチがONになると、それはそれは相手の嫌がる事しかしなくなるスイッチだ」
ズンッッッッッッ??????
「あれ、止めなくていいの?」
「嫌だよ。俺にまで被害が出ちまう」
ズンッッッッッッッ????????
ズンッッッッッッッッッッ??????????
ズンッッッッッブチッ????????
「あっ、やっちまった」
「やっちまったじゃねーよ!泡吹いて気絶してるじゃねーか!どうすんだよ」
「どうするって?そんなもん…………逃げるんだよーーっ??」
「おい!待てよ!」
「じゃあね、お嬢ーさん。またいつか!」
「あっ………」
____________________________
「いやー、楽しかったな公園」
「……俺は楽しくなかったけどな」
「はぁ、しょうがねーなー。今度飯でも奢るから機嫌直せって」
「マジか??俺前から頼みたかった裏メニューがあったんだ。そこに行くぞ!」
「ハイハイ。了解しましたよ。魔王様」
この時俺はあの女の子が昔会っていたという事を思い出しとけばあんな面倒くさい事にならず
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