第7話 公園デビューしちゃった
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前回のあらすじ
黒木くんが姫川倒した
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初夏に入ったばかりの天気の良い公園で、重い空気になっている3人の青年達と2人の赤ん坊がベンチに座っていた。
1人は鈍い銀髪での青年
1人は黒髪で目付きの悪い青年
1人は黒髪に金色のメッシュが入った3人の中では、まあイケメンな青年
そして赤ん坊の方は
1人は緑髪の裸の男の子
もう1人……と言うより1匹は最近人化の術が使えるようになった、タキオンちゃんである。髪は金色で女の子で勿論服は着ている
そんな3人が重い空気の中話し始めた
「……………やっちまったな」
「………ああ。やっちまった」
「………………………すまん」
上から男鹿、古市、黒木の順番である
「あやまんなよ、先に。ボロクソ言えなくなるじゃねーか」
「すまん」
「だから…………謝んなってんだろ??ぶっ殺すぞコラッ??」
「はぁ??キレんなよ、そんぐらいっで!カルシウム足りてねーな!」
「全っ然キレてませんけどねーっ??てめーが俺を縛らなけりゃ、こんな風にならなかったんだよ!見ろこれ!変なタトゥーみたいになっちまったじゃねーか??」
「知らねーよ!俺だってあの縄を引きちぎるなんて思ってもみなかったわ!あれ、あの時のお前じゃ抜け出せねーよーに俺の魔力少し込めたんだぞ??つか、古市が捕まったりしなけりゃーこんな事にはならなかったんだよ!」
「お前は何責任転換してんだよ!そもそも誰のせいで捕まったと思ってんだ!」
「「俺らのせいだってゆーんですか??」」
「てめーらのせいだろーが??」
……………いや
「というより今回は完全にヒルダさんにハメられたな……」
「ああ。あの女狐め……」
「あいつの恥ずかしい写真ばら撒いてやるか……」
そうヒルダは捕まったふりをしていただけである
「今思い出してもムカつくぜ。あの乳女」
「今思い出しても恥ずかしい。あのテンション」
「ああ俺もテンションが上がってたに違いない。たかが人間相手に少しとはいえ魔力使っちまったからな」
「人が折角縛られながら助けに来てやったのに礼の一つもなしかよ。なぁベル坊」
「いや、助けたのは俺だぞ?」
そんな話は理解出来てないベル坊は近くの親子がやっている俗にいう、たかいたかーいというものを見ていた
「ダッ!」
男鹿に「あれやって」てきな目線を送っていた
男鹿もその目線が分かったのか……
「たかいたかーい!」
ブンッ!
「ヒョー」
「アー」
振りかぶって大きくベル坊を投げ飛ばした……何故かタキオンちゃんも一緒
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