猟兵としての生き方
第4話 赤い星座
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言葉に屋台の主人と赤髪の少女が驚いたような表情を浮かべる。
「お前この嬢ちゃんの連れか?」
「まあそんなとこかな、それでいくら?」
「ああ、8900ミラだ」
む、無銭飲食でどれだけ食べたんだこの子……心の中で若干呆れながらもサイフからミラを出す。
「はい、ミラだよ」
「毎度あり。おいアンタ、今後はこんなことが無いようにしっかりと教育しておけよ」
「すいませんでした、ほら行くよ」
僕は代金を渡し少女の手を掴んでその場を離れた。
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「ふうっ、なんとかなったか」
「ありがとう、キミ優しいね!」
「うわッ!?」
屋台があった東通りから港湾区に来た僕は少女の手を離す、すると少女が僕に抱きついてきた。
「キミのお陰でシャーリィ助かったよ!」
「むぐぐ、少し離れて……」
頭に抱きつかれた僕は息が出来なくなったので少女……シャーリィを降ろす。
「それにしても財布も無しに飲食したら駄目じゃないか」
「ねえねえ、キミ名前は?」
「聞いてないし……リィンだよ、君は?」
「シャーリィだよ!助けてくれてありがとうリィン!」
「どういたしまして、でももう無銭飲食なんてしたら駄目だよ」
「ごめんねー、シャーリィ財布持ってると思ってたんだけど無かったんだ」
「しっかりしてよ……でもシャーリィ、どうして一人だったんだ、親はどうしたの?」
シャーリィはどうみても自分より年下にしか見えない、そんな彼女に保護者がいないのはおかしいと思った僕はシャーリィに質問した。
「シャーリィは猟兵なの、だからこの町の地形を把握して来いってパパに言われて街を歩いてたんだけどちょっとお腹がすいちゃってつい……」
「えっ、シャーリィは猟兵なの?」
「そうだよ」
シャーリィの言葉に僕は驚いた、まさかこんな少女が猟兵だったとは。まあそんなこと言ったら自分もなんだけど。
「そうなんだ、すごいんだね君は」
「まあデビューしたのは一年前なんだけどね」
「い、一年前!あの、君いくつ?」
「6歳だよ」
6歳!?僕より一個下だ……そんな年でもう猟兵としてデビューしているなんて信じられない……でもこの少女から放たれる底の知れない闘氣が事実だと僕に思わせた。
「お〜い、シャーリィ!何処だ〜」
「あ、ランディ兄の声だ!」
「君の家族かい?」
「うん、きっと迎えに来てくれたんだ」
「そっか、じゃあ行かないとね」
「うん、リィンありがとうね、それじゃ!」
シャーリィはそういって走っていった。
「しかしあの子が猟兵か、じゃあいつか戦うことになる
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