暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王の劣等生
入学編
第4話 学年序列決定戦
[2/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
消えるしかなかった。流石、“怒る冷氷の姫君”である。

これを見たクラスメイトの皆は引いたような表情をしながらこう思った。間違っても、深雪を怒らせてはならないと……。


そして担任教師が来てHRが始まり、それが終わると皆、学園内のデュエルフィールドに全校生徒が集まった。待ちに待った学年序列決定戦の始まりである。

1年生予選第一回戦、森崎VS幹比古。(書くのが面倒なので省略)
幻獣機を上手く展開し、幹比古のLPを1200まで削った森崎だったが、次のターンに大刃禍是とガーディアン・エアトスを召喚した幹比古に一歩及ばず敗退。敗北した森崎は…、
森崎『くそーー!!!!』
非常に悔しがっていた。

二回戦、レオVS達也。混沌の黒魔術師の前に太刀打ちできず、レオは敗退。しかし、達也とデュエル出来て嬉しかったのか満足げな表情をした。

三回戦、深雪VS美月。美月、なす術なく敗退。

四回戦、佐波慈VS雫。最初は佐波慈が押していたものの、雫の反撃に遭い、佐波慈敗退。

五回戦、ほのかVS和美。和美に追い詰められながらも辛くもほのかの勝利。


それから約2時間後、予選通過者は達也,深雪,幹比古,雫,ほのか,エリカと、その他知らない生徒の計32人。ここからは、休憩を挟み、午後から再開となる。

レオ『お疲れ、達也。』
達也『あぁ……。』
幹比古『この後どうする?』
休憩とはいえ、まだ11時半頃。昼食にはまだ早い。

達也『そうだな、先輩達の試合はまだ続いているはずだから、そっちの方を見に行くか。』
雫『いいんじゃない、見に行こうよ。』
エリカ『うん、そうしよう。』
達也『決まりだな。』
昼食を摂る前に先輩達の試合を観ることにした達也達、2,3年生の試合は12時半頃まである予定である。

そこで達也達は、2年生のデュエルが行われている第2デュエルフィールドに向かった。


達也達が第2デュエルフィールドに着いた時、生徒達は歓声を上げていた。

レオ『一体何だ、この騒ぎは?』
雫『それもそうだよ。だって次の試合、副会長と留三先輩のデュエルだから。』
幹比古『り、留三先輩??たしか、JDT優勝経験者にしてWDT出場経験者でもある佐山 留三先輩のこと??』
雫『そうよ。』
レオ『なぁ、その留三先輩って一体何なんだ?』
雫と幹比古の話について行けなかったレオが聞く。
達也『知らないのか?真紅眼を操る“逆鱗奮いし真紅の貴公子”こと佐山 留三先輩を……。』
レオ『いや、噂には聞いたことがあったが、まさかこの一高の生徒だったなんて知らなくてさぁ。
てっきり、3高の生徒だと思っていたよ……。』
達也『確かに、制服の色は赤だからな。とはいえ、1高の校章をつけている以上、1高の生徒であること
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ