第十八話 山田大尉!今度はテニスだ!その五
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「ハメ技で勝って何が悪い」
「勝った奴が正しいに決まってるだろ」
「どうだ、俺に負けた気分は」
「俺に負けて悔しいだろ」
下衆な悪役そのものの台詞である。
「これに懲りたら二度と餓狼伝説2で俺と闘うなよ」
「スト2ジェットで俺は無敵だぜ」
「ハメ技こそが正義!」
「やっぱり、ハメ技は最高だぜ!」
ここで小学生という単語にして女子小学生に対して言うと愉快な展開になる。
「さあ、じゃあな」
「クリアするか、クリア」
「コンピューター相手にもハメっていいからな」
「昔の格闘ゲームの特徴だな」
「格闘ゲームはハメ技にあり!」
「ハメ技で勝ち進んでまずは慣れるんだ!」
そのゲームにだ。
「SNKでもカプコンでもな」
「まずはそこからなんだよ」
「だからだぜ」
「クリアしてやるぜ」
こう言ってゲームをクリアしてだ、二人で言うのだった。
「よし、今日もクリアしたな」
「ああ、勝ったら気分がいいぜ」
ハメ技でそうしてもだ。
「結局ハメ技を使われる方が悪いんだよ」
「相手に隙があるんだよ」
だから負けるというのだ。
「ださい奴が負ける」
「そういうことなんだよ」
「相手の弱点を見付けてそこを衝く」
「ゲームのバグがあれがそこを衝く」
「そうしてクリアするものだよ」
「ゲームでも何でもな」
勿論リアルの人生でだ。
「じゃあまたやるか」
「またゲームするか」
「次はワールドヒーローズパーフェクトやるか」
「俺はファイターズヒストリーダイナマイツだ」
レトロゲームのコーナーにおいて言うのだった。
「ワーヒーはハメキャラあったか?」
「なかったんじゃねえのか?」
「そうか、じゃあ誰にしようか」
「ブロッケンとかよくないか?」
尚武は兄にこのキャラを勧めた。
「作者お気に入りの」
「ああ、ハルトマン空軍衆元帥のな」
この作品以外の作品にも登場している。
「モデルになったキャラだな」
「あの人でどうだよ」
「いいな、ブロッケン」
尚智も頷く。
「格好いいよな」
「ドイツ軍人でな」
「しかもサイボーグ」
「まんまどっかのジョジョキャラだけれどな」
第二部で出て来た軍人である、今も尚人気が高い。
「他にも色々入ってるけれどな、ブロッケン」
「ハルトマン元帥はそこにマジンガーやサイボーグ004も入れたけれどな」
キャラ設定における重要なネタバレである、刮目。
「あの人のモデルはブロッケンなんだよな」
「作者が好きだから決めたからな」
「だからか」
「ああ、どうだよ」
こう言うのだった。
「あいつな」
「よし、決めた」
尚智は弟の言葉に頷いた、そしてだった。
そのうえでだ、ワールドヒーローズパーフェクトの席に座ってだった。
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