2部分:第二章
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「痛っ」
だが晃に頭をぴしっとはたかれてしまった。思わず前足で頭を押さえる。
「何するんだよ」
「怒らない筈ないだよ」
晃は言い返す。
「そんなことして。何考えてるんだよ」
「何って面白いじゃないか」
それが猫の言い分であった。
「人を驚かせるのなんてさ。慌ててさ」
「悪趣味だね」
「それが猫ってやつなんだよ」
全ての猫がそうなのかはわからないが少なくともこの猫がかなり意地の悪い性格をしていることは事実であるようだ。
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