第十八話
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ません。
試験官の言葉の裏を読むに、ばれないようにカンニングしろって事だろうけど。
うーん。
写輪眼を使えば何とかなるかな。
俺は休まず腕を動かしている受験生を見つけると写輪眼でその動きをコピーする。
うん、大丈夫そうだ。
ソラとヒナタもこの試験の裏に気づけば大丈夫だろう。
最後の10問目。
この45分が過ぎてから出題されると言う問題。
45分が過ぎ、この問題が正解できなければ一生中忍になれないというルールを試験官から聞かされる。
ちらほら受けずにリタイアする受験生が居る中、物語の主人公であるナルトが吼えた。
「なめんじゃねーーー!!!.俺はにげねーぞ!受けてやる!一生下忍になったって…意地でも火影になってやるから別にいいってばよ!怖くなんてねーぞ」
その言葉で中退する者は居なくなり、その答えを聞いて試験官が試験終了を言い渡す。
十問目は『受ける』が正解だったらしい。
皆が一次試験通過を安堵している頃合を見計らって二次試験官、みたらしアンコが窓を突き破ってド派手に登場。
皆その登場に呆気に取られている。
…この試験官空気読めてない…
二次試験官に連れられて俺達は第44演習場、別名「死の森」に移動した。
二次試験の内容は巻物争奪戦らしい。
「天の書」と「地の書」どちらか片方を渡すから、もう片方の巻物を他のチームから奪って天地両方の巻物を持って中央にある塔に来ること。
「しかし、27チームとはきりが悪いわね。どうしようか。ああ!何処かのチームに巻物二本渡すからそのチームはシードって事で」
「な、そんなのズルイってばよ!」
「うるさいな。此処では私がルールなの。従わなければ失格にするわよ。それに貴方のチームが選ばれるかもしれないのだし。それに天地両方の巻物を渡したチームは全員に公表するわ。有利だからと言ってもその分狙われる確率が上がる訳だからそんなに不公平でもないでしょう」
確かに。
天地両方持つと言う事はそのチームを襲えば必ず反対の巻物を持っているということだ。
これはシード権は立派なジョーカーだな…
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