第5話
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っていた。
「紹介するぜ。こいつはフィル、アイギス海賊団の船大工隊班長だ。」
「あら、お客さんでしたの。初めまして、フィルと申しますわ。戦闘はあまり得意ではありませんけど、技術面だけは自信がありますわよ」
「うちはボニー海賊団船長、ジュエリー・ボニーだ。」
「よろしくですわ。さてと、ならこれは置いてささっと退散いたします。失礼。」
「さてと。お前の海賊旗も後でもらうとして…」
「はぁ!?うちらの海賊旗をとるつもりか!?」
「違う違う。予備のを貰うだけだ。この海賊旗もボニーが持って行ってくれ。よし!めんどーな話は終わりだ。宴行くぞ宴!」
「そうか…って宴!?おい!ピザはあるのか!?!?」
「ピザ?さぁ、ま、いるんならコックに頼めよ。お前はもう、あたしらの仲間だ。」
「そ、そっか…。なんか、照れちまうじゃねぇか。」
甲板に出るとボニーが船員に何やら話、旗を渡していた。するとすぐに戻ってきた船員はあたしらのとは違う旗を持ってくる。
「これがうちらの海賊旗だ!」
「へー!!これが…」
広げてみると………。
「ピザ?」
「ああ!あたしの好物なんだ!旨そうだろ?この旗!」
いや旗かよ!?って言うかこれを掲げるのか…ま、いっか。これはこれで可愛いし。
「アテナ〜お話は終わったの?」
「ああ、順調に終わってくれて助かったわ。」
「…アテナ…宴…準備できてる…」
「お頭殿、料理は既に運んでありますぞ」
「お頭!酒もいっぱいありやすぜ!」
「おお!ピザっ!ピザっ!ピザあるか!?」
「あ〜…お頭?」
「ボニーの事は…まぁ…」
「ボニーさんとでも呼んでくれていいぜ!」
「じゃ、姉貴でおねがいしやす!」
「いやなんでだよ!?!?ぁ、そうそう、ホルスト、コックにピザ頼んでくれるか?少し多めに。」
「ピ…ピザ?へっへい!今すぐ行ってきやす!」
「全くあんたって…一悶着あったと思ったら仲間増やしてたのね。」
「…もうついて行けん…勝手にしてくれ…」
「そーゆーなよ。Mr.5、Ms.バレンタイン、これもあたしってことでおいおい受け止めていきな。あんたらにも船員になってもらう予定だからな。」
「「え〜〜…」」
「なんだその顔は!?!?嫌なのか!?!?」
「あっはっはっはっは!ケッサク!あ〜…アテナの仲間はおもしれぇな!それよりピーザー!!!!あった!!」
「はぁ…これからも疲れそうだ。」
「主に…うちらが…疲れそう…」
「うぉ!?いつの間に!?!?」
同盟は無事結ばれ、アイギス海賊団、ボニー海賊団共に、宴へと流れ込んだ。
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