第5話
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「えぇーーー?!?!同盟を組んだ(の!?)(のですか!?)ですかい!?!?」」」
「………少し…驚いた…」
アテナはすぐに船に戻り、コック達に宴の準備を頼みセイラ、ヘイラ、ホルスト、ベルダンの四人を船長室に呼び、先程の一連の流れを説明していた。
「ん。相手はボニー海賊団ってぇんでまたそれが面白い奴らなんだよ。いや〜あのコント早くみてぇなぁ…。」
「いや、面白いか面白くないかじゃなくてちゃんと説明してよぉ〜!」
「そうですぜ!頭!少しどころか結構びっくりしやしたぜ!懸賞金上がったってぇ話よりもびっくりしやしたぜ!」
「アテナに…まともな説明…求めても…無駄…言語力…皆無…」
「ふむ…。確かにびっくり致しましたが、まだ理由を詳しくお聞かせ頂いておりませんな。それにしても何故ゆえに急に同盟など??」
みんなが思い思いの反応を見せる中、本人はすっぱり気持ちいいくらいに本音を吐いた。
「いやぁ〜特に悪さも聞いてないし?それに足痛くて戦いたくなくってさぁ…。それで話持ちかけたら快くOKしてくれたぜ?」
「「「はぁ〜〜〜…」」」
「そんなところ…だと思った…。」
「まぁ、アテナだからしょうがないね」
「お頭だからしょうがねぇですぜ」
「お頭殿ですから仕方ないでしょうな」
「アテナ…だから…これで…納得」
「お前ら揃いも揃ってあたしを馬鹿にしてんのか?」
「全然」「全くですぜ」「そのようなことはありません」「別に…」
「ぐぁぁぁぁぁ…あたしの立場がぁぁぁぁぁ……。」
仲間達の(馬鹿にした)態度に頭を抱えるアテナ。とそこに船員が一人駆け込んできた。
「船長!海賊船が近ずいてきやすぜ!」
「ん、分かった。ここに通してくれ。相手がボニー海賊団だったらな?勿論、違ったら迎撃する。」
あたしも…勉強するべき?色々と。
「アテナ〜?今」「到底…」「無理なことを」「考えませんでしたかな?」
だからその連携プレイやめろぉぉ!むかつくんだよ!…………泣きたい…。あたしに人権はねぇのかよぉ…あとプライバシー…。
ドカドカドカドカ…バーーーン!!
「アテナ!お前本当に海賊船の船長だったんだな!」
「船長!敵船です!もうちょっと警戒心あっても良かったんじゃないですか!?って言うかノックしましょうよ!」
あ、そこなんだ。突っ込むところ。
「「「あ〜なんかすんごい」」」
「納得……」
「「「うんうん」」」
「おぉーまぁえーらぁぁぁ!もう用は済んだなら遊んでねぇで出て行け!あたしの心抉って楽しいか!あん?!楽しいのかよ!!」
ふぅ!ふぅ!ふぅ!ふぅ!最初からそうしとけってんだ。
そそくさと部屋から逃げて
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