第5話
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れを把握した時点で懸賞金の跳ね上げを行った模様。また、海軍側からの細やかな情報を開示されてはいないが、本部中将と言うのは本当のようだ。
船長・音姫 アテナ
懸賞金1億9800万ベリー
副船長・紙姫 セイラ
懸賞金1億ベリー
総隊長・斬姫 ヘイラ
懸賞金1億2600万ベリー
一番隊隊長・足技 ベルダン
懸賞金2400万ベリー
二番隊隊長・槍士 ホルスト
懸賞金1100万ベリー
なんで全員の懸賞金が増えてんだよ。あたしらが何やったよ…。あ…海軍の英雄と呼ばれるやつの船沈めちまったんだっけ…。
「やっちまった……」
新聞を畳み木箱に挟む。
とにかく、あいつらには一応知らせとくかな。
木箱から立ち上がり船を一瞥してから何をするか考えながらも船から離れる。
その頃。
なんだてめぇ!どこに目ぇつけてやがんだ!ぶっ殺すぞ!
なんだと?てめぇに言われたかねぇよ!
ホルストSide
「捕まった時から思ってたんだが、なぜお前はあの女の配下でいる。確かに強いがそれが何だ?」
あぁ?俺がお頭の傘下に入った理由を聞いてるのか。
「俺は…いや、俺たち元スピアー海賊団はな、海賊が嫌いなんだよ。でも海賊に買収されてる海軍を見て、あぁ、こういう奴らがいるから俺は海軍にならなかったのかってな。海軍は確かに民衆の味方だ。だが海軍はそれこそ海賊よりタチが悪い。民衆に信用されてるからな。だったら海賊になって、海賊を狩る海賊になろうって旗揚げをしたんだ。その矢先さ、俺がお頭に会ったのは。あの人に着いて行けば、強くなれる。皆を守れる。だから俺達スピアー海賊団は同盟を組んでたアシガイ海賊団を誘ってあの人の傘下に入ったのさ。元々はあの人ら三人で旗揚げするつもりだったみたいだけどな。」
「民衆を守り海賊を狩る海賊?ふん。そんなもの、偽善にしかならん」
「だからだよ。偽善を続けりゃ嫌でも善に思える。海賊なんてぇものは次から次へと湧く様に現れる。だからあの人は仲間を集めつつ航海を続けるんだ。いつ、何時海賊に征服されるような事があっても、いつでも動ける様に。民が信じるように、大方あの人の考えは、単純に考えれば海賊王になるのとなんら変わらん。」
「………」
「あの人は自分の私利私欲の為に動く海軍ですら潰すつもりだ。あんたらの言う組織とやらも、どうせ全面戦争するつもりだろうよ。」
「…もういい…」
セイラSide
「ふん♪ふん♪ふふ〜ん♪」
「…………」
「「「「「「「「「「」…………」」」」」」」」」
「あれぇ〜?皆んななんでそんなに元気ないの〜?」
「逆に何故あんたはそんなに元気なのよ
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