ターン24 鉄砲水と太陽神(後)
[7/11]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
、無意識のうちにわかったのかもしれない。
「魔法カード、おろかな埋葬を発動!デッキからモンスターカード、ハリマンボウを墓地に送る。この瞬間ハリマンボウの効果をマッシブ・ウォリアーに発動、末子部の攻撃力が下がったことでアバター、お前の攻撃力もその分下がる」
『「確かに。だが、そんなことをしたところで新たなモンスターを召喚すれば意味がない」』
マッシブ・ウォリアー 攻600→100
邪神アバター(マッシブ・ウォリアーベース) 攻700→200
「僕の狙いはそっちじゃないね。バブル・ブリンガーのさらなる効果を発動することさ!表側表示のこのカードを墓地に送ることで、レベル3以下の同名水属性モンスター2体を特殊召喚する!ハリマンボウ、カモーン!」
ハリマンボウ 攻1500
ハリマンボウ 攻1500
邪神アバター(ハリマンボウベース) 攻1600
再びアバターの姿が変わる。だけどもう、そんなもの怖くない。
「ハリマンボウ2体をリリース!七つの海の力を纏い、穢れた大地を突き抜けろ!アドバンス召喚、地縛神 Chacu Challhua!」
地縛神 Chacu Challhua 攻2900
邪神アバター(地縛神ベース) 攻3000
『「一度私に敗れた神に再び頼るか。もう少し見どころのある人間だと思ったのだがな」』
「へっ、そっちこそもう少し見どころのある神様だと思ってたんだけどね、邪神さん?ねえ、チャクチャルさん。そろそろ寝たふりはやめたら?」
『……なんだマスター、いつから気づいていた?』
案の定多少つらそうではあるものの、割合ぴんぴんした声を返してくるチャクチャルさん。まったく、こっちの神様にも困ったものだ。
「気づいたのはついさっきだよ。チャクチャルさんが残った力でこの島全体に結界を張った、ってアバターから聞いたあたり。この島に結界を張ったってのは、要するに誘い込みでしょ?自分のパワーを囮にしてアバターを誘い込んでから倒そうとした。違う?」
『いや、続けてくれ』
「力を吸い取られてある程度弱っていたのは本当、だけど動けなくなるほどじゃない。僕の前でそれ以上に弱ったふりして見せたのは、おおかた自分一人で片を付けようとしてたから。行動不能になって沈黙したように見せかけてれば、僕に怪しまれずにいくらでも動き回れる。だけど誤算として、僕がチャクチャルさんの想定以上にそれに怒って自力で犯人を捜し出して先にデュエルを始めちゃった。そんなとこ?」
『驚いたな、正解だ。アバター、1つ教えてやろう。お前は確かに強い。三幻神を押さえつけるための抑止力というのは嘘ではなさそうだ。実際、正面から力でお前に勝てるものは数少ないだろう。だが、まだ生まれ出でてから日が浅いな。私
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ