ターン24 鉄砲水と太陽神(後)
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の全身には依然としてタコ足が茨のように絡みついている。シャクトパスの効果は対象を取らないから、神縛りの塚にも妨害されないってわけだ。
『「ターン終了だ。ああ、もう1つ言い忘れていたよ。私の召喚に成功してから相手ターンで数えて2ターンの間、空いては魔法も罠も使うことができない。せいぜいモンスターが引けるように祈っておきたまえ」』
清明 LP2000 手札:1
モンスター:なし
魔法・罠:バブル・ブリンガー
シャクトパス(アバター)
アバター LP100 手札:0
モンスター:邪神アバター(攻・シャクトパス)
魔法・罠:なし
場:神縛りの塚
「僕のターン、ドロー!くっ、ターンエンド」
ドローカードは魔法カード、スター・ブラスト。モンスターのレベルをライフを払うことで下げることができるいいカードではあるけれど、アバターのせいで僕の魔法カードは封じられていて意味がない。それに今の僕のライフポイントだと、レベル10のチャクチャルさんを通常召喚できるようになるまでレベルダウンさせるのは無理だし。
『「私のターン、ドロー。永続魔法、フィールドバリアを発動。このカードが会う限りフィールド魔法は破壊できず、新たに発動することもできない。ターンエンドだ」』
清明 LP2000 手札:2
モンスター:なし
魔法・罠:バブル・ブリンガー
シャクトパス(アバター)
アバター LP100 手札:0
モンスター:邪神アバター(攻・シャクトパス)
魔法・罠:フィールドバリア
場:神縛りの塚
ありがたいことに、がら空きの場にモンスターを出されて攻撃されずに済んだ。この浮いた1ターンを生かすか殺すかは、僕次第。シャクトパスの効果が聞いているうちなら、神を倒すことも夢ではないはずだ。
「ドロー!よしっ、ハリマンボウを召喚!」
ハリマンボウ 攻1500
「アバター、今のお前の攻撃力はシャクトパスの力で0!ハリマンボウの一撃で僕の………」
勝ちだ、ということはできなかった。またしてもグニャグニャと球体アバターの姿が歪んでいき、その姿がハリマンボウのものになったのを見たからだ。
邪神アバター(ハリマンボウベース) 攻0→1600
「ちょっと待ってよ、なんで攻撃力が0になったのにまた」
『「いかなる場合においても、と言わなかったか?こんな下級モンスターごときの力で、私を縛り付けられるなどと思っていたのか?」』
いくら0にしたところで、次の瞬間にはまた攻撃力が復活する。とんでもなく理不尽な話だ、これじゃあどうやったって戦闘では勝てない。魔法も罠も封じられる。これが、邪神。
「ターン……エンド………」
『「私のターン。効果の意味も薄いとはい
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