第8話SAO編 赤鼻のトナカイ パートB
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俺がお茶らしきものを飲み終えると、マリが
「今日の液体どうだった?」
と聞いてきたので
「液体って言うな」
と何時もの応酬をし
「今日は良かったんじゃないか?」
感想を言った
うし!とか言いながらガッツポーズをしているマリを微笑みながら見てからボーっとしてるモミジに
「そういえば呂は?」
「呂さんは昼ご飯食べてからだるーいとか言って奥に入って行きましたよ」
「奥か……怠っ」
しばらく考え
「モミジ・マリなんかあったら呼んで少し会議してくるから」
「はい」「ん」
意識の切断際に二人の返事が聞こえた
脳内side
「というわけでどうする?」
シンが聞くとそれぞれ
「え〜なんで行くの〜?」
「そんなこともわからないなんて本当聖雅君は脳筋ですね」
「………誰でも良かろう」
と返ってきた
「で、誰が行くの?俺は嫌」
「同上だ」
「同上ですね」
「仕方ない余が行ってやろう」
司が申し出たが他の三人は悩んでいるような顔だった(約一名は違うだろうが)
「大丈夫ですよね?」
「何を言っている?余はさっきあった奴のことを呂布に言えばいいのだろう?」
「呂布じゃなくて呂だよ」
「おお、そうだったな呂布だ」
「怖いな…大丈夫だよね?」
「うむ、では行ってくる」
司side
余が目を開けるとモミジとマリが余の顔を覗いていた
「む、どうしたのだ?」
不思議に思った余は率直に聞くと
「む……ってええ!司さん?」
こっちが驚かれたようだ
「そうだが?何故そんなに驚いているのだ?」
「あ、いや何でもない…です……」
うむ分からぬ
「……………シンさんの言ってた事って本当だったんだ。まるっきり話し方も違うし……………」
隣でモミジがぼそぼそ何かを呟いていたので
「モミジもどうしたのだ?」
内容は聞こえたが聞こえないふりをして聞いた
「シンさんが聖雅さんと永寿さんの他に司さんって人がまだいるって言ってたんです。だけどさすがに三人まではいるかもしれないけど四人になると頭がパンクしちゃうからいないんじゃないかと思ったんです」
「うむ、そうだな確かに四人は制御が難しいかもしれんが、現にそれをあやつはやってのけている」
モミジの質問に答えてやるとモミジは納得したような顔をして頷いていた
「余は用事があるので行かせもらうぞ」
「うん、分かったーじゃーね〜司さん」
「また会いましょう司さん」
「うむ、そうだなまた会う日までだ」
余は二人と話すのをやめ奥へ歩いていった
奥の扉の前に着くと余はノックをし、
「呂布よ話がある」
と言うとすぐに
「俺は呂布じゃなくて呂だよ司さん」
と返ってきた。そして扉を開けて
「俺は寝たいんだけど何?」
「『フォース』についてなのだが」
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