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ハイスクールD×D大和の不死鳥
25翼
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現実は甘くはなく………ラグナロクがうち負け常闇奇想曲が私にに向かって直進してくる

「なあ!?」

一瞬驚いてしまい回避が遅れてしまう……そして……常闇奇想曲は私に直撃してしまう

「キャアアァァァァアアァァ」

飛行魔法が解けてしまいなすすべなく私は落下していく

「(フェイトちゃん、なのはちゃん……ごめんな………うち……負けてもうたわ………ヤマト………ごめんな………)」

フェイトちゃん、なのはちゃん、ヤマトに心の中で謝り落下したまま目閉じた。

だが、突然落下が止まる

「(あれ………地面に付くには早いし地面に着くならもっといたいはずや……)」

恐る恐る目を開けると目の前にヤマトの顔があった。

「や………ヤマト………」

ヤマトの顔を見たうちの目には涙があふれ出してしまう。

「よく頑張ったよはやて。よく頑張った…」

優しく声をかけながら頭を撫でてくれる

「ヤマト………」

私は泣きながらヤマトの名を呼ぶ

「もう大丈夫だよ……もう大丈夫……」

そう言ったヤマトは翼で包んでくれる。

「なんでやろ……安心できるわ……」

さらにゼロとの戦闘での怪我や痛みが消えていく

「これ……ヤマトのおかげなんやな?」

包んでいた翼を元に戻したヤマトに聞く

「うん。そうだよ。『聖天獣フェニックス』の恩恵があればなせる技だよ」

聖天獣フェニックス…………聖獣フェニックスが天使の光を使えるヤマトに聞いた。天使の光は癒しに近いものを持ってるからできたとかやな

「フェイトはシグナムとヴィータがなのはの所に連れて行ったザフィーラが物陰に隠れてるからはやても行ってくれ。あとは俺と……「火竜の咆哮」………あいつがやる」

話しているのに追撃がこなかったのはナツ君のおかげやったんだ……

「ほな、お願いするで。うちは足でまといになるかやな……」

ほんとはヤマトと一緒に戦いたい……けど、今の自分は足手まとい以外の何でもない……ヤマトのお荷物になってしまう。

そう思ってるとヤマトはまた頭を撫でてくれる

「はやては足手まといじゃあないよ。知ってるでしょ?俺は仲間のために戦う時が通常より二倍にもなるし二乗にもなる。今回はなのは、フェイト………そしてはやてを傷つけたあいつを許さない……はやてのために戦うんだ。僕の仲間に足手まといはいない。」

優しく語るヤマトを見ていると胸の当たりが苦しくなる…

「(この痛み………もしかして……もしかしてやな)」

うちは胸の痛みを理解する

「ヤマト………頑張ってな」

「もちろんだよ」

うちは後ろの樹海にヤマトはゼロの元に向かった。
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