最強帝国学園!前編!
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強力なシュートによって粉々に粉砕され、そしてボールはゴールに突き刺さった。
ピ───────!!
『ゴォォォール!!先制点は帝国が円堂のゴッドハンドを破って先制しましたぁ!!』
俺は決められたらゴールを見ながら呟いた。
「なんだよあのシュート……、今までにあんな凄いシュートみたことねぇ…」
「円堂のゴッドハンドが負けるなんて初めてみたぜ……」
染岡も俺の隣で呟いた。
そして前半終了のホイッスルが鳴り響いた。
──────────
「くっそぉぉ!皇帝ペンギン2号止められなかった!!」
「大丈夫だ、円堂。パワーシールドの弱点はわかったから後半に逆転してやるよ!」
俺がそう話しかけると、染岡達は気付いていなかったらしく聞いてきた。豪炎寺は今回ももう気付いていたみたいだが。
「とにかくだ!後半はDFは徹底的に鬼道、佐久間、寺門のマークに付いてくれ!FW、MFはチャンスがあれば上がるぞ!」
俺がそう指示すると皆、頷き後半への意欲を感じた。
「雷藤」
突然、豪炎寺が声を掛けてきて俺は少し反応が遅れたが、豪炎寺から話し掛けて来るときは大抵大事な話なので耳を傾けた。
「どうした…?」
「もしチャンスがあったら、アレやるぞ」
「アレやるのか!?でも成功する割合は五分五分だぞ?」
「大丈夫だ、雷藤は本番に強いからな」
「なんだよそれ……」
俺は少し笑いながら、ベンチに置いている少し焦げたボールを見た。
「絶対勝とうな、豪炎寺!」
「もちろんだ、夕香のためにも、雷門のためにも絶対に勝つ!」
「皆、行くぞ!!」
「「「おおぉぉ!!」」」
俺達は最高のモチベーションで後半を迎え、ポジションに付いた。
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