シリルvsエンジェル
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取る。しかしエンジェルの召喚したカエルムはシリルとアリエスの方を向いて魔力をためている
もしかして……味方ごとシリルに攻撃するつもりなの!?
あたしはそう思ったとき体がシリルとアリエスの方に向かって走っていた
「やぁ!!」
「はぁ!!」
シリルとアリエスはエンジェルのやろうとしていることに気づかずに戦っている。そして魔力をため終えたカエルムは
ズドォン
シリルとアリエスに向けてレーザーを放った
「シリル!! 避けて!!」
あたしが叫ぶとシリルはレーザーに気づいたようだった
「やべぇ!!」
シリルは横に倒れるようにしてレーザーを避ける
しかしアリエスはそれを避けきれずにレーザーに当たる……寸前であたしがアリエスを抱いて避けさせる
バシャン
あたしとアリエスは水の中に飛び込む形で入る
「ルーシィさん!!」
「ルーシィさん!!」
「だ……大丈夫よ……」
シリルとセシリーが名前を呼ぶのでそれに答える。あたしはアリエスを見るとわずかにレーザーがかすったあとはあるが大きなケガもなかったので安心する
「よかった〜」
「助かりましたルーシィさん」
「なんで……」
「え?」
「なんでアリエスを助けたの!?」
あたしとシリルが安堵に包まれているとエンジェルが少しトーンが低くなった声で聞いてくる
「むしろなんで助けちゃいけねぇんだよ」
シリルがエンジェルに質問返しする
「アリエスはあんたたちの敵なんだゾ!? それをなんで助ける!?」
「あんたがアリエスごとシリルを殺そうとしたからでしょ!?」
「星霊は死なないゾ!! そんなこともお前は知らないのか!?」
エンジェルがあたしを指差しながら言う。確かに星霊は死なない……だけど
「星霊だって痛みを感じるんだ!! 星霊だって生きているんだ!!」
「うるさいうるさいうるさい!! カエルム!!」
ドン
「やらせねぇ!!」
エンジェルの指示でカエルムがこちらにレーザーを放つがシリルがそれを川の水を盾のように使って防ぐ
「こいつ……どこまでも邪魔をして!!」
「仲間を守るために俺は戦ってるんだから当然のことだろ?」
忌々しそうにシリルを見るエンジェル。それにシリルは冷静に言う
「このぉ!! カエルム!!」
カエルムがシリルにレーザーを放つがシリルはそれを避けてに水を纏ったパンチを繰り出すがエンジェルをカエルムが守る
バシャッバシャッバシャッ
するとあたしの後ろから誰かが歩いてくる音がしてきて…首に手をかけられる。あたしの首に手をかけているのは……ヒビキ?
「ヒビキさん!? 何してるんですか!?」
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