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月滅剣  現代編
月滅剣 現代編終わり

[8]前話 前書き

パークティ博士は意外なところにいた。ローマの博物館。そこで資料を読んでいた。

御剣は一呼吸付き、博士に言い寄る

博士、貴方を殺しに来ました  と

博士は笑いながら あの3人には会ってくれましたか?ところで…貴方からは妙な気のようなものを感じるのですが

 これが月滅剣の血筋なのですか?

御剣『俺はずっとこの血を嫌ってきた…いや、呪ってきた。簡易な不老不死と簡易な神の存在に…

この世界はまるでおもちゃじゃないか…俺は生き化粧をし、死ぬことに呪われてきた…神にとって俺の死は自分の死を意味するらしい』

博士『それは…』

御剣『神はもうひとりの俺だ。死にたいほうの俺だ…永遠の死に憧れている俺だ。』

博士『永遠の死…神は死なないからですか?宇宙ができてから長い年月の間、ずっと死ななかったから死に憧れていると…』

御剣『その幻影に俺は騙されている』

博士『貴方と殺しあう気はありません。3システムを作ったのも私の罪も償うつもりはありません。』

博士はそういうと ふっ と消え去るのでした

御剣は確かにその時過去の自分を見たのだった 死に憧れる自分を 死ねない自分に重ねあわして…

              月滅剣現代編終わり








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