第十七話
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出来る。
・閉じ込めた物を外に出すのはヒナタの意思に任せられる。
・泡のように複数浮かばせてトラップとしての使用も可能。
『快適空間(ジャグジー)』
・オーラをシャボン玉状にしてそのシャボン玉のに包まれる事によって治癒能力が促進される。
・極度の疲労もその中でゆっくり休めばたちどころに回復する。
と、応用次第で幾らでもその可能性が増えていく念能力だ。
そして今俺とヒナタで摸擬戦中。
俺はヒナタに向かってクナイを投擲する。
「はぁっ」
「バブルバルーン」
しかしヒナタは自分を中心に念で出来た風船の膜を展開する。
すると投擲されたクナイはオーラの膜に触れた瞬間取り込まれ、隔離される。
「火遁・炎弾の術」
俺は口から幾つ物炎の玉をヒナタに向って放射する。
「はっ」
今度は幾つかの風船を俺の炎弾の軌道上に出現される。
するとその風船に取り込まれる炎弾。
俺はヒナタとの間合いを詰めるとその拳で攻撃する。
ぐにゃ
しかし展開されている風船の膜にその拳をそらされてヒナタにその拳は当たらない。
しかもその風船はヒナタのオーラで出来ているので、瞬間的にその身1ミリまで戻し、すかさず日向お得意の柔拳が俺に襲い掛かる。
しばらくヒナタと戦い、俺は戦闘態勢を解く。
「やっぱダメだわ」
「はい?」
キョトンとした顔で聞き返すヒナタ。
「いや、忍術や体術ではヒナタを傷つけることが困難だと」
「そ、そんな事ないよ」
いや、実際効いてないし。
あの風船の膜を突破するには相応の威力の攻撃が必要だ。
もしくは同じ念によって威力を上げだ攻撃。
今回は使わなかったが『流』や『硬』による攻撃ならその防御を破る事は可能だろう。
「いや実際この能力は半端なく厄介、取り込まれた火遁なんかの忍術は解かれた瞬間その場で爆発して即席の機雷になってしまうしな」
そう言えば、写輪眼についてもヒナタには打ち明けてある。
流石に黙っている事ができなかったからだ。
だって凝をするとどうしても写輪眼が発動してしまうのだもの…
「アオ、ヒナタ。お疲れ、はいタオル」
「おう」
「ありがとうソラ」
そういってタオルを持ってきてくれたソラに礼を述べる。
「今日で3人で修行するのもお終いかな」
「え?」
俺の呟きに驚きの声を上げるヒナタ。
「だって明日はアカデミーの卒業試験だろ?無事卒業できれば小隊を組まされ、その後は小隊を基本として行動するだろうから時間も取れないよ」
「そっか…そうだね。でもこの3人で組まれるといいね」
「…そうだな」
ヒナタの言葉にそう返し
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