第五幕その六
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ないんですね」
「ゾソーゾのお薬を飲んだら大丈夫だけれど」
「私達も怪力を備えたら」
「そうなれば大丈夫だけれど」
けれどそうでないのならというのです。
「だからよ、いいわね」
「はい、握手はなしで」
「そういうことでね」
こうお話してでした、皆は立ち上がってです。
そうしてハーグの都に向かうのでした、程なくして城壁に囲まれた街が見えてきました。そしてベッツイ達がその城門の前に来るとです。
ふとです、その城門の上からです。
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