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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
ニルヴァーナの正体
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とナツさんを体を張って逃がしてくれる人だ。善と悪の感情に揺れ動くはずない

「あんた誰?」

ルーシィさんがそういうとグレイさんモドキはにやけながら

「ピーリピーリ」

変なことを言って煙に包まれる。そしてその煙から出てきたのは…ルーシィさん?

「あ! あたし!?」

「君……頭悪いだろ? そんな状況でルーシィさんに変身しても騙されるはずがない」

「そーだそーだ!!」

ヒビキさんと俺が言うとルーシィさんモドキは服の裾を掴み

「そうかしら? あんたみたいな男は女に弱いでしょ?」

まくりあげた……て……え!?

「きゃあああああ」

「もしもしもしもしもしもし」

「……………」

「オスども……」

「シリル見ちゃダメ!!」

「イタッ」

悲鳴を上げるルーシィさんとルーシィさんモドキをガン見しているヒビキさんとサジタリウス。あきれるシャルルと俺の目を塞ぐセシリー。力が強すぎてちょっと痛い

「ゆ……揺れてる……」

「「確かに!!」」

「うまいこと言うなぁ!!」

ルーシィさんがヒビキさんたちを蹴り飛ばす

「全く……なんてはしたない魔導士なのかしら」

「違う!! あっち!! あたしじゃない!! いやあたしだけど……もう意味わかんない〜!!」

「ルーシィさん落ち着いて〜」

「お前は力を緩めろセシリー!!目が痛い!!」

相手は何も攻撃してないのにすさまじいダメージを受けた気がする。主にルーシィさんの精神が

「星霊情報収集完了。へぇ……すごい。結構鍵持ってるんだ」

敵がまた何かゴチャゴチャ言い出す。さっきから情報がどうのって言ってるけど……一体なんなんだ?

「サジタリウス。お願いね」

「がはっ」

敵がそう言うと突然ヒビキさんに矢が刺さる。その矢を放ったのはルーシィさんの星霊サジタリウス

「サジタリウス!?」

「何よこの裏切り馬!!」

「ヒビキくん!! しっかり〜!!」

「ち……違いますからして……それがしは……」

シャルルたちがサジタリウスにそう言うがサジタリウスはなぜ自分がヒビキさんに矢を放ったのかをわかっていない……つまり無意識に攻撃していたようだ
まさか……こいつルーシィさんの星霊を操れるのか!?

「シャルル!! ウェンディを連れて今すぐここを離れて!!」

「言われなくてもそうするわよ!!」

「サジタリウス強制閉門!!」

「申し訳ないですからしてもしもし……」

シャルルは気絶したウェンディを連れて飛んでいく。サジタリウスも星霊界に帰ったみたいだしひとまずは安心……かな

「開け、人馬宮の扉……サジタリウス!!」

すると偽者のルーシィ
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