第百三十四話 最悪のクリスマスV
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
」
アリシア「ベリアルヴァンデモン。究極体、ウィルス種。闇の王・ヴァンデモンがその進化の究極へと達した姿。強大な力と引き換えに知性を失うヴェノムヴァンデモンとは違い、野獣の如き力を邪悪な心で制御下に置く、ヴァンデモンの最終形態たる邪心の魔王。その心には僅かの正義も持たず、悪の為に悪を為す邪悪の権化である。必殺技はダークエリアより供給される邪悪なエネルギーを両肩に寄生する生体砲“ソドム”と“ゴモラ”から業火に変えて放つ“パンデモニウムフレイム”。」
アリサ「見た目は強そうね。見た目は」
キメラモンカオスを見ているためか、どうもあまり恐ろしいとは思えない。
ゴールドブイドラモン[まるでゴキブリのようにしぶとい奴だな。だが、お前がどう足掻いた所で無駄だ。この状態でもお前を塵にすることは容易いが、俺の腹の虫が収まらないからな。大サービスで俺の最強形態で葬ってやるよ]
アーマーチェンジ。
奇跡の輝き・マグナモン。
黄金の輝きを纏いながら、ベリアルヴァンデモンを見下ろすマグナモン。
ベリアルヴァンデモン[舐めるな!!貴様などが究極の進化をした私に勝てるわけがない!!パンデモニウムフレイム!!]
生体砲から放たれた業火が直撃するが、マグナモンには全く掠り傷すら付けられていない。
ベリアルヴァンデモン[な…ああ…]
マグナモン[どうした?笑えよヴァンデモン?]
嘲笑しながら歩み寄るマグナモンにベリアルヴァンデモンは鋭利な尻尾をマグナモンに振るうが、払うようにマグナモンが拳を振るい、尻尾を粉々にすると強烈な右ストレートをベリアルヴァンデモンに喰らわせる。
尻尾を砕かれた激痛に悲鳴を上げることすら出来ず、ビルに突っ込むベリアルヴァンデモン。
フェイト「いいよーマグナモン!!」
チビモン[お兄ちゃん、頑張れー!!]
エア[頑張る以前の問題じゃないかこれ?]
アグモンX、ガブモンX[[ミルクティーと茶菓子はいかがですかー?]]
フリフリピンクのエプロンをしているアグモンXとガブモンXがミルクティーと茶菓子を配る。
スバル「あ、私欲しいー」
ギンガ「私もー」
クロアグモン[む?大福と緑茶はないのか?]
アグモンX[僕は洋菓子派なんだよ]
クロアグモン[むう…]
ルーテシア「いや、残念そうな声上げないでよ」
ストラビモン[最早、見せ物だな]
ミルクティーを啜りながらマグナモンとベリアルヴァンデモンの一方的な見せ物死合いを見るストラビモン。
ティアナ「こんなにも緊張感のない戦いも珍しいね」
エリオ「いえ、寧ろ父さん達が強すぎるだけだと思いますよ」
ダスクモン[あれぐらい出来て当然だ]
瓦礫に背を預けながら言うダスクモン
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ