第十六話
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当主と対峙する。
「では、始めようか」
「写輪眼」
「白眼」
同時に瞳術を発動。
「行くぞ!」
当主のその言葉に俺は写輪眼を発動し、オーラを操り『堅』をする。
迫り来る掌手。
それを腕をクロスして何とかガード。
つか動き速い!
写輪眼じゃなければガードも間に合わず吹っ飛ばされていたよ!
俺も負けじと反撃にでる。
しかし繰り出すパンチはことごとく見切られ一旦距離を開けられる。
「ほお、通常より多いチャクラを体の外に排出、留める事によって防御をあげる、か」
さすがチャクラの流れを見切る白眼。
この短時間で見切られますか。
俺は影分身の術を発動。
分身を一体作り出す。
「影分身か。なかなかやる」
白眼では影分身はどちらが本体か見破れないと漫画で読んだ記憶がある。
「行きます」
俺は重なるように当主に向かい攻撃する振りをして、本体は分身の後ろで『絶』をして気配を消し、分身が当主に攻撃を仕掛ける隙に一気に当主の後ろに回りこむ。
そして注意が影分身の迎撃に向いた一瞬で『絶』を解き攻撃。
しかし、それも当主には効かず、高速の動きで目の前の影分身を消し飛ばし、返す動きで俺の方へチャクラの乗った掌手を繰り出す。
ま、マズイ!
一瞬でオーラを放出して『堅』をしてなんとかその一撃を防ぐが、反動で3メートルほど飛ばされて着地。
「チャクラの流れを閉じ気配を消す技は見事だったが、白眼の前に死角は無い」
く!そうだった。
気配を消して死角からとも覆ったけれど白眼の視界はほぼ360度。
真後ろだって見えている。
なんてチート性能!
「まだ子供だという事を考えれば末恐ろしい才能だな」
いや俺体は子供だけど精神はかなり生きてますから!
「だが、そろそろ終りにするか。八卦六十四掌」
当主の体から感じる覇気が跳ね上がり掌にまとうチャクラの量が跳ね上がる。
ちょ!良いのかよ!こんなところで日向の秘伝を見せて!
いやまあ、漫画で中忍試験なんかで衆人環視の中で普通に使ってるからいいのか!?
うわ、もしかして俺の『堅』を突破するために相当量のチャクラを練りこんでないか?
マズイです。
そして繰り出される柔拳。
「二掌、四掌」
俺はその掌を写輪眼で見切り、はじける物はその手に『凝』をして弾き、はじけない物は『流』を使って経絡系へのダメージを最小限にしながら何とか耐える。
しかし、やはりそこは日向家当主。
段々スピードが上がり、対応できなくなっていく。
「六十四掌」
なるほど、経絡系を突いて、強制的に『絶』にする技か。
なんて事を俺は吹き飛
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