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償い(逆行物)
日常生活【3】
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を言っているの?」
「しーっサラ、マヤも色々と大変なんだから邪魔しちゃダメ」
「もう終わったから大丈夫よ」
「ちょっとトイレ」サラが青い顔で出ていった。二日目かな。
ちなみに今は私達の家でミニお別れ会をしています。明日は、卒業式だからってナゴミが家にやって来た。お別れっていっても私は、この家から大学に通うんだから休みの日は、家にいるんだけど。
「あ〜あ、もう卒業か時が経つのは早いなー」
「ナゴミ年寄りみたいよ。ところでナゴミってどこに就職するか決めてるの?」
「うーん。今はまだ決めてない。そう言うマヤは?」
「私?私は特務機関NERVに入ろうと思ってる」
「えーNERV?怪しいとこ選ぶのね?」実際怪しいどころではないんだげどね。世界滅ぼそうとしてるし。
「でも私達のお父さんそこの関係者だったのよ」
「ごめん…」
「いいよ、非公開組織なんだし怪しまれてもおかしくないし」
[ガチャ]
廊下に繋がる扉から青い顔をしたサラが出てきた。
「遅かったじゃない、サラ」サラが部屋を出てから5分以上たっていた。
「仕方ないでしょ、二日目なんだから…ところで何の話しをしていたの?」やっぱりそうか。
「将来どこに就職するかって話し。サラはどうするの?やっぱマヤとおなじNERV?」
「そのつもりよ」
「ふーんじゃあ私はその対となる日本政府の内務省にでもはいろうかしら?」
(日本政府内務省…ゼーレ!?)
『そこは、絶対だめ!』
「へ?どうしたの?二人共…」
「ご、ごめん。でもそこは、絶対だめ下手したら消されかねないから」加持さんみたく…ま、その点に関してはNERVも、同じか。
「そ、そんなに危ない所なの?」
「NERVもだけど機密情報を扱っている所は危険よ。とくに日本政府は」本当は、日本政府がNERVの敵になるかもしれないからだけど。
「ナゴミ、貴女もNERVに入れば?」
「そうしようかなー」
「ちょっ!サラ」サラもNERVの最後を知っているはずだ。戦自により九割以上の職員が無差別に殺されたことを…サード・インパクト直前まで生きていたのは、発令場のオペレーターぐらいだった。
(私達はその悲劇を変えるために戻って来たんでしょ)コソコソ
(それは、そうだけど…)コソコソ
(それに、死ぬ時は皆一緒よ)コソコソ…また物騒なことを。まぁ、その通りだけど。
「どうしたの?」
「ううん。なんでもない。もしナゴミも入るなら私が先に入社してある程度の地位までいけたら二人を採用してもらえるよう頼んでみようか?」
「ありがとうマヤ。考えてみるわ」ナゴミが入社してくれるのは嬉しいけどできれば入ってほしくない。



「もうこんな時間。そろそろ帰るね」時計をみると5時半過ぎだった。私も夕飯の準備をしないと。
「帰り気をつけてよ。また
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