第百三十二話 最悪のクリスマス
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を突き抜けそのままとどまる事を知らず拡散し、デビモンが生み出した闇をも打ち砕き、このファイル島全体を覆い尽くした。
次に目を開けた子供達が見たものは、足先から消滅していくデビモンとエンジェモン。
デビモン[……愚かだ。愚かだぞエンジェモン。こんな所で力を使い果たしてどうする?暗黒の力が広がっているのは、このファイル島だけではない。海の向こうには、私以上に強力な暗黒の力を持ったデジモンも存在するのだぞ。]
子供達への少しばかり早い冥土の土産とばかりに、デビモンは絶望的な事を口にする。
確実に消滅していっているのに、恐れる様子は微塵も見せない。
それは強がりか、はたまた単純に死そのものが怖くないからは大輔も賢も知らないし、興味もない。
デビモン[いくら強力な力を持つ選ばれし子供がいたとしても、たった二人ではどうにも出来まい!!お終いだ!!お前達は!!]
それだけ言うとデビモンは消滅した。
大輔「それじゃあ、俺達はこれで」
賢「さようなら」
ヤマト「お、おい!?」
ヤマトがエンジェモンの消滅を気にしながら、大輔達を止めようとするが、エンジェモンに止められた。
エンジェモン[君達のおかげでデビモンを倒すことが出来た。ありがとう…]
大輔「別に。高石タケル」
タケル「え?」
名前を呼ばれたタケルが目を見開く。
大輔「これでお前は戦いから逃れられない。エンジェモンが死ぬのはデビモンのせいじゃない。お前がパタモンの気持ちを蔑ろにしていたからだということを覚えとけ」
タケル「ま、待ってよ!!どういうことなの!!?」
それだけ言うと大輔達は消えた。
帰ってきた大輔と賢をフェイト達が迎えた。
やっぱりこっちの方が落ち着くと、大輔達は思う。
さて、次に修正する歴史は何だろうか?
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