第百三十二話 最悪のクリスマス
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ラモン[お前以外に誰がいるんだ?]
デビモン[選ばれし子供がまだいたことには驚いたが、少々口が悪いな。その口を閉ざしてやろう…永遠にな!!]
デビモンの巨大な足がフレイドラモンを踏みつけた。
ミミ「きゃあああああ!!?」
ミミの悲鳴が響き渡るが賢は涼しい顔で言い放つ。
賢「大袈裟ですよ。見てください」
デビモンの足があっさりとフレイドラモンに持ち上げられた。
デビモンの表情が余裕から驚愕に変わる。
フレイドラモン[これが本気の攻撃なのか?出来ることならもっと本気でやって欲しいな?]
足を掴むとデビモンの巨体を投げ飛ばす。
スティングモン[フレイドラモン、遊ぶのも程々にしておくんだ]
フレイドラモン[ああ、悪い悪い。デビモンからしてみればこれが全力だったな。なら失礼なことを言って悪かった。謝るよ]
不敵な笑みを浮かべて言い放つフレイドラモンにデビモンが歯軋りする。
大輔「それにしても前は随分とデカく見えたけど。イザこうして見るとてんで大したことないな」
デビモン[き、貴様等…!!]
賢「仕方ないさ。ファイル島の成熟期なんだから」
馬鹿にするように言うと、プライドの高いデビモンは賢に襲い掛かるが、スティングモンが蹴り飛ばす。
フレイドラモン[エンジェモン、こいつは俺達が弱らせてやる。タイミングはお前が計れ]
それだけ言うと、フレイドラモンとスティングモンがデビモンに向かっていく。
デビモン[己!!]
スティングモン[遅いな]
容易くそれをかわし、顔面に強烈な蹴りを叩き込む。
倒れ込んだデビモンの足を掴むとフレイドラモンが巨体を物ともせず上空に投げ飛ばした。
フレイドラモン[軽くウォーミングアップといくか!!]
スティングモンは一気に跳躍して、デビモンの身体にラッシュ攻撃を喰らわせていく。
そしてフレイドラモンの方に吹き飛ばすと、フレイドラモンの炎を纏った拳がデビモンの腹にめり込む。
デビモン[が…あ、ああ…]
デビモンは激痛に悶絶しながら地面に落下。
それを冷たく見据えると、全身に炎を纏わせる。
フレイドラモン[ファイアロケット!!]
倒れているデビモンに炸裂させる。
全身に大火傷を負わせ、翼を黒こげにされたデビモンはあまりにも哀れな姿に。
圧倒的な強さに太一達は唖然とした表情である。
フレイドラモン、スティングモン[[エンジェモン!!]]
エンジェモンに向けて蹴り飛ばすフレイドラモンとスティングモン。
フレイドラモンとスティングモンの意図を理解したエンジェモンは必殺技を放った。
エンジェモン[ヘブンズナックル!!]
エンジェモンの拳から放たれた聖なる光は、デビモンの背中
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