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イナズマイレブン〜クロスライジング〜
影山の罠!!
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……あっ……あ、あ……」

俺は目の前で起きたことをあまり理解出来ていなかった。

「鬼道の言うとおりだ……」

そう俺達が助かったのは鬼道のお陰だ。

あの時、鬼道が俺に言ったのは

「笛がなっても絶対動くな」

という言葉だった。

まさかここまでのものとは思わなかったが。

勿論、試合は一時中断。
俺達は鬼道の後を追いかけた。

「総帥これは一体どういう事ですか…!!」

俺達が聞いた第一声は鬼道の影山に対する怒声だった。

「ふふっ、何のことかな?」

影山はしらを切るように笑う。

「あなたがこれを仕組んだんでしょう!」

「私がしたという証拠がどこにある?」

ここで聞き覚えのある声が響いた。

「証拠ならここにあるぞ影山!」

俺達が振り向くとそこには、あの鬼瓦刑事が立っていた。

「お前が工事の男性にネジを緩めさせたことは、もう確認済みだ、もう言い逃れは出来ないぞ!」

「ふん、流石は鬼瓦…一応刑事だけのことはある」

「お前の話はじっくり刑務所で聞いてやる!おい!捉えろ!」

そう鬼瓦刑事は部下に命令すると影山に手錠を掛けた。

「鬼道!お前たちは私抜きでは絶対に勝てん、絶対にな……。くっくっくっ!」

そう影山が呟くと鬼瓦刑事は

「お前は知らないのさ、本当のサッカーをな」

と影山に呟きパトカーに乗り込んだ。

「それじゃお前ら最高のサッカー、楽しめよ!」

そう言い残しパトカーは走り去った。



「鬼道、俺達は絶対に雷門中を倒し全国へ行き優勝するんだ!」

「源田、そうだな……!絶対にこの試合、俺達帝国学園が勝つんだ!!」

「「「おおおっっ!!」」」



「皆、俺達は最高の相手と今から戦うんだ!絶対勝って全国に行くぞ!!」

「「「おおおっっ!!」」」



『さあ!一時は中断を余儀なくされましたが、ついに決勝戦が幕を開けます!確実に実力をつけ今や注目の雷門中か!?それとも王者の帝国学園か!?審判ホイッスルを握り、そして!』

ピ──────!

『笛が吹かれました!!』
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