暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 守り抜く双・大剣士
第20話 =意外な理由=
[3/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
いとてつもなく単純な理由があった。
バグとかそんなたいそうな出来事じゃない。ただのデメリットだったからだ。

「うっわ…というかアンタ、自分のステータスくらい確認しなさいよ!!」

「面目ないです……これどうしようか?」

俺は仲間+黒いソロに尋ねる。
すると黒いソロであるキリトから最初の意見が出てきた。

「売る?」

「うーん…NPCは買い取ってくれそうだけど絶対安いな…かといってプレイヤーはこんなもの欲しがらないだろ…」

まず最初は却下。

「捨てちゃいます?」

次に我らがリーダー、シリカからさらに意見が発せられた。

「それだと偶然拾った人がメリットに負けて装備してソードスキル発動できなくて死ぬ、なんて可能性もあるじゃん?」

「考えすぎよ、馬鹿」

俺の推測だけれどそれを述べるとすぐさまユカのツッコミが入ってきた。
こういうときの俺のマイナス方向への推測はすごい。知らない人でももし、何てことがあったら罪悪感が半端ないのだ。

「じゃあ…どうするの?」

「保留でよくない?本当にお金が足りないときとかにまた装備してためればいいんだし」

少しずるそうな発言が聞こえたがそのほうがどっちかと言うと得だろうと思い俺はウィンドウを操作し装備をはずしアイテム欄へ入れる。
そこでチラッと見えたのだがアイテム名に『〜〜チェーン』というのが少し見えた。
こんどもう一回見てみよう…


「さて、本題だ」

「あぁ…エコー・フラワーとトワイライト・モスだな」

原作では前にも言ったかもしれないけれど砂漠とサンゴのある海だ。
あの最強といわれているヒースクリフさんなら何か知ってるかもしれないが…そう簡単に教えてくれるものだろうか?

「でも同時に進行しないとこの努力すべて無駄になるわよね…」

「だな……なら、2手に分かれよう」

ユカの言うとおり遠回りでもこの層はクリアは出来るのだ。おそらくクリアされた時点で隠された道は消え、そこにあったボーナスも一緒に消えると思うけど。
キリトの提案に俺たちはOKをだした。
まずヒースクリフさんに情報提供してもらえるかわからないのでその前に副団長であるアスナに、
ということで姉のユカ、2人の親友リズ、少なくとも相手の上の人と会うのでこちらも同じくリーダーをということでシリカがトワイライト・モス担当となった。
そして残った俺、キリト、サチはエコー・フラワーの捜索となった。確か砂漠階は40層だっただろう。

「じゃあ、今日の6時にリズの店集合でいいか?」

俺の提案にもおのおのの返事が返ってくるが全員OKだった。
アスナにメッセージを送るために一旦その場に残る3人の転移門へ向かう俺たちとで方向は逆だったけどまぁ心配は要らない
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ