第十五話 【NARUTO編】
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む、子供2人で生き抜く術はあるか?」
いやいやいや、普通無理でしょ?
「ありません」
俺は正直に答える。
「そうか。ならば家に来るがいい」
「は?」
「え?」
余りの衝撃に固まる俺とソラ。
「使用人見習いと言う事になるが、衣食住の提供は保障しよう。どうだ?」
そう問われ、俺とソラはしばらく話し合った後、
「ご迷惑でなければ」
と、その申し出を受け入れた。
ここに居ても生きていける保障が無い以上、使用人としてでも雇ってもらって、食べていかなければならない。
その後、ヒアシさんを先ほど埋葬した母の墓に案内して御参りをし、ソルとルナだけ持って、俺とソラはヒアシさんに連れられて山を降りた。
ヒアシさんに連れられてやって来た木の葉隠れの里。
その門のでかさにビックリし、さらに案内されたヒアシさんの家の大きさにビックリ。
ヒアシさんに連れられて家の中に入る。
ヒアシさんの家は所謂旧家でその敷地面積は物凄く広い。
屋敷の置くから黒髪のおかっぱの同じくらいの年の女の子がこちらに走ってきた。
「お父様、お帰りなさいませ」
「ヒナタか」
「あの」
父親の影からこちらを見る女の子、ヒナタと言うらしい。
この子も目が白いなぁ。
白い目、ヒナタ……ああっ!
日向ヒナタ!?
白眼の!?
ああ、本当に白眼って虹彩が白いんだ…じゃ無くて!
思いっきり原作キャラじゃん!
これはヤバイか?
「この子達は今日から家で面倒を見ることになった。仲良くするように」
「はい、お父様」
いや、俺達使用人見習いですよね?
俺達はその後使用人達に使用人見習いとして紹介され、日向本家に一室もらえる事になった。
これで一応生きていく基盤の確保は出来た。
後は仕事を覚えるだけだ。
まあ、子供の俺達にとって仕事といってもそんな大層な仕事が振られるわけも無い。
せいぜいがお膳の上げ下げとか屋敷の掃除とか位だ。
最初の頃は慣れるのに忙しかったが、一月もすれば流石に慣れる。
すると自由になる時間が多く取れるようになった。
俺とソラはその自由になった時間を現状の確認と念や魔法の修行、あるいは覚えこまされた忍術の確認に当てている。
この世界に生まれ落ちてからの能力的変化は実は余り無かった。
この体は一度分解され、母親の胎内で再構成されたものではなかろうか?
なぜそんな予想を立てたかというと、魔法が使えるのである。
それも資質は変わらず風のトライアングル。
ソルとの契約も切れてなかったしね。
後は念。
精孔が最初から開かれているので纏や練、絶、発と
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