天空の巫女
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す。しかしそれをグレイさんが氷を使って受け止める
「貴様はこの女の命より腕の方が大事か?」
「他に方法があるかもしれねぇだろ?短絡的に考えるなよ」
リオンさんとグレイさんはお互いににらみ合う。すると
ドサ
その後ろにいたエルザさんが倒れてしまう
「エルザ!!」
「エルザ!!」
ナツさんとルーシィさんがエルザさんにすぐに駆け寄る。そして皆さんも周りに集まっていく
「まずいよ!!このままじゃ毒が全身にまわって…」
「あるわよ…助けられる方法」
「「「何!?」」」
シャルルがそういうと全員がこちらを向く
「どうすりゃいいんだよ!?」
「シャルル!!どうすればいいの!?」
グレイさんとルーシィさんがこちらに詰め寄ってくる
「シリル。ちょっと見てあげて」
「わかった。セシリーもちょい手伝って」
「わかった〜」
シャルルに指名されて俺とセシリーがエルザさんに近づく。そしてエルザさんの呼吸音、心拍数、脈拍、血圧を調べる
「完全には無理っぽいけど遅らせるぐらいならいけるかな?」
「わかったわ。あとはウェンディにやってもらいましょ。とりあえず今は…」
俺はうなずいて意識を集中させる
「何やってんだ?」
「静かに!!シリルの気が散るでしょ!!」
「わ…わり…」
ナツさんがシャルルに怒られるが今は気にしないでおこう
「モード…水天竜」ボソッ
俺は小さく呟く。よし…これであとはエルザさんの腕に治癒魔法を当てて…
「魔力の質が変わった…」
「水天竜?」
そして俺が魔法をかけると少しずつエルザさんの腕の色が元に戻っていく
「腕が…」
「元に戻っていく?」
そして大分治ってきたところで俺の水天竜モードも限界に近づいて来たのでそこでやめる
「ふーっ…とりあえずはこんなところが限界かな…」
「お疲れさま〜。はいこれ」
「ありがとうセシリー」
治療が終わるとセシリーがどこからか水を持ってきてくれていたのでそれを飲む。よし…力が戻ってきた
「すごいや!!毒が治ってる!!」
「治った訳ではないわ。これは応急処置程度よ」
「そうなのか?」
「はい…さっきより毒がまわるのは遅くなると思いますし命に問題あるほどは毒も残ってないと思いますけど…完全に解毒した訳ではないです」
「じゃあどうすんだよ!!」
「ひっ」
ナツさんが怖い顔で迫ってくるので思わず一歩後ずさる
「あとはウェンディにやってもらうわ。とにかく今はウェンディを早く助けることよ。ついでにオスネコも」
シャルルのやつ…ハッピーの扱いひどいな…
「あの子も解毒の魔
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