天空の巫女
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「本当だ。痛みが和らいでいく」
「おぉ…体もなんとか動く」
シェリーさんとルーシィさんと俺は体から痛みがなくなっていくのを感じていた
「さすが先生!!」
「「先生!!」」
ヒビキさんたちが誉めると一夜さんは照れたようなポーズを決める
「というかまた呼び方変わりましたね」
「俺はもうつっこまねぇぞ」
グレイさん…それさっきも言ってましたよ?
「あいつら…よくもウェンディとハッピーを…」
ナツさんが怒りを露にしながら立ち上がると突然叫びながら走り出す
「どこいったこらー!!」
「ナツ!!どこいくの!?」
「ナツさん!!」
俺とルーシィさんで呼び止めようとするがナツさんは構わず走っていく。しかし…
「んが」
後ろからシャルルとセシリーにマフラーを引っ張られて後ろに倒れるナツさん
「まったくもう…少しは落ち着きなさいよ」
「ナツくんごめんね〜。大丈夫?」
シャルルは翼(エーラ)を出しながらナツさんを見下ろしセシリーは倒れたナツさんに近づく
「羽?」
「羽ですわ」
「猫が飛んでる」
「すごいやぁ」
シャルルとセシリーが翼(エーラ)を出して飛んでいることにみんな驚いている。まぁ確かに猫が空飛ぶとかちょっとへんだもんね。俺とウェンディも最初は驚いたなぁ。するとシャルルがこちらに向き直る
「これは翼(エーラ)って魔法。ま…初めて見たなら驚くのも無理ないですけど」
シャルルがなぜかドヤ顔で言ってくるのが少し腹立つな…
「ハッピーと被ってる」
「何ですって!!」
「ドォドォドォ」
「セシリー!!私は馬じゃないわよ!!」
ナツさんの一言にシャルルが怒ってそれをセシリーがなだめようとしたがそのセシリーも怒られる
「とにかく、ウェンディとオスネコの事は心配ですけど、やみくもに突っ込んでも勝てる相手じゃないってわかったでしょう?」
「シャルル殿の言う通りだ。敵は予想以上に強い」
「メェーン」
気を取り直してシャルルが言うとジュラさんと一夜さんもそれに賛同する
「それに」
シャルルが視線を動かすとそこには苦しそうに腕を押さえているエルザさんがいる。その押さえている腕はかなり変色しているようだった
「エルザ!!」
「しっかりして!!」
ナツさんとルーシィさんが声をかけるがエルザさんは苦しそうなことにかわりがない
「ヘビに噛まれたところから毒が浸透してるのね」
「一夜様」
また呼び方変わりましたね
「メェーン。わかっている。マイハニーのために。痛み止めの香り(バルファム)香り増強!!」
一夜さんはかっこよくポーズを決めなが
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