天空の巫女
[2/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「危ねぇ!!」
「うわぁ!!」
レンさんがなぜか俺を抱えて
「シェリー!!」
「ああ。これがリオン様の愛」
リオンさんがシェリーさんを抱えて横に飛ぶ
「岩鉄壁!!」
すると俺たちをダークロンドから守るように岩の屋根が現れダークロンドを受け止める
「間一髪」
するとそこにいたのはジュラさんだった
「ジュラ様!!」
「おお!!」
「すごいやジュラさん!!」
「ありがとう。助かったよ」
「あんたも何気にありがとう」
「大丈夫か?」
「はい。ありがとうございます」
ルーシィさんはヒビキさんに俺はレンさんにもお礼を言う
「あいつらは!?」
「どこにもいねぇ!!」
「くそぉ!!逃げられた!!」
ナツさんの問いにグレイさんが答えるとナツさんは悔しそうに地団駄を踏む
「ウェンディ…」
あいつら…ウェンディをつれていきやがって…
「完全にやられた…」
「あいつら強すぎるよ…」
「六魔将軍(オラシオンセイス)なんてやつらだ」
「たった6人なのに俺たちの魔力を遥かに越えてましたね
「頼りのクリスティーナまで…」
あまりの実力差に俺たちは全員が暗くなる
「あの心が覗けるという女言っていた。我々の作戦は全てわかったと」
「あの…クリスティーナに乗ってた人って大丈夫なの?」
ルーシィさんがそう言う。確かにそれは心配だ
「それなら心配ない」
「クリスティーナは遠隔操作で目的地まで行けるからね」
「拠点を見つけたあとで僕たちが乗り込むはずだったんだ」
「そっか…よかった〜」
ヒビキさんたちが説明してくれてひとまず安心する。するとリオンさんがジュラさんに近づいていく
「ジュラさん。無事でよかった」
「いや…危ういところだった」
ジュラさんがこちらを振り向くとお腹のところに巻かれた包帯から少し血がにじんでいた
「そのきず…」
「恐ろしい力だった。今は一夜殿の“痛み止めの香り(バルファム)”で一時的に押さえられてはいるが」
「六魔将軍(オラシオンセイス)め。我々が到着したとたんに逃げ出すとは。さては恐れをなしたな?」
後からやってきた一夜さんがそういう…かなりボロボロの状態で
「あんたボロボロじゃねぇか!!」
グレイさん…ナイス突っ込みです
「これしきのケガなんともない」
一夜さんがキラキラしながら言う。結構ボロボロなのになんともないんだ
「皆さん。私の痛み止めの香り(バルファム)を」
一夜さんが小瓶を一つ開けると中からとてもいい匂いが辺り一面に広がる
「わぁ。いい匂いですわ」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ