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FAIRY TAIL ―Memory Jewel―
第1章 薔薇の女帝編
Story9 儚き散り行くは・・・。
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!」
「は、はいっ!」
「全く、調子良いんだから。」

イブキの明るい言葉にウェンディは大きく頷きシャルルは肩を竦めながら了承した。そしてシャルルは(エーラ)を発動させ2人の頭上でホバリングする。
イブキの言葉を聞いていたモカは再び鼻で嘲笑った。

「私を倒すゥ?はん、言っとくけど私、石化眼(ストーンアイズ)以外の魔法も使えるんだからねっ!」
「ンな事ァ初めっからお見通しだ。」
「!!?」
「いくら魔法を封じられて身動きが取れねェ奴の所に、見たものを石に変える事しか出来ねェチビっ()をたった1人で戦いが専門の人間の所に行かせる訳ねェだろーが。」
「・・・・・」

図星だったのか、次々と正論を述べていくイブキの言葉にモカはそれ以上反論しなかった。

「それと、あまり俺達を見縊らねェ方が身の為だぜ?」
「えっ?」

頭の上に?を浮かべているモカの前で、ウェンディは両手に風の渦を纏い、イブキは両手を固く握り締めた。

「俺達は(おに)(ドラゴン)と同等の力を持っている妖精(ようせい)だ。お前等みてェなただ地面に生えているだけの薔薇(ばら)は、すぐに散る運命だ。」
「私、売られた喧嘩を買う主義じゃありませんが・・・今回ばかりは全力で受けて立ちます!必ず、あなたを倒してみせますっ!」

小さな(おに)と小さな(ドラゴン)は目で合図を出し合うと同時に地を小さく蹴り駆けだした。
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