薄明
鍵を握る者
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無用だ、私は何を聞いても動じないからね」
「ナリス様でも、そんな事があるのか?
不思議だな、何だか分かんないけど呼吸が楽になった気がする」
嘗ての紅の傭兵の瞳が強い驚きの色を湛え、良く似た双子を思わせる黒い瞳を凝視する。
イシュトヴァーンの貌が安心した幼子の笑顔に変貌を遂げ、ナリスの胸が痛んだ。
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