暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 〜黒の剣士と神速の剣士〜
SAO:アインクラッド
第1話 リンク・スタート!
[2/3]

[1] [9] 最後 最初 [2]次話
認すると背中の剣を抜きながらフレンジー・ボアに向かって走る。
こっちに気付くとフレンジー・ボアは突進の準備をする。そしてすぐに突進してきた。
ここで慌てて避けようとすると逆に攻撃を喰らうから俺は避けずにフレンジー・ボアに突っ込む。
途中で剣を逆手に持ち替え、胸の前に添える。後数メートルのところで低く飛び、フレンジー・ボアの頭上で体を捻って回転し、頭、背中、お尻と3回斬りつけて着地する。
そして振り向いて見るとフレンジー・ボアの体力は半分になっていた。
そしてまた突進してきたからそれを剣で受け止め、側面に回り込み数回斬りつけソードスキルの片手剣スキル突進技《ソニックリープ》で止めを刺す。
HPが0になるとフレンジー・ボアは一瞬止まるとパリーンと弾ける音と共にポリゴンになって舞い散った。
それを確認すると俺は剣を背中の柄に戻して次の敵を探しに行こうと走ろうとした瞬間、2人組の男に話しかけられた。

「なぁ、あんたもβテスターなのか?」

黒髪のイケメン男が話しかけてくる。
と言っても、ゲームの中だから必然的に格好良くなるのだけどそこは気にしないでおこう。

「まぁ、一応βテスターだけど」

「なら一緒にこいつのレクチャーを手伝ってくれないか?」

黒髪の青年は横にいる赤髪の男を親指で指しながら言う。

「別に構わないよ」

すぐにレベルを上げる必要がなかったから俺はレクチャーを承諾する。

「それにしてもよ、お前さっきのどうやったんだ?」

赤髪の男が前に出てきて言う。

「さっきって、ソードスキルのことか?」

「いや、その前の回転しながら斬ったやつだよ」

初心者だと思ってソードスキルのことだと思ったんだが、違ったらしい。

「あぁ、それか。あれは結構簡単だよ。タイミングを合わせてジャンプして、空中で体を捻って回転するんだよ」

「俺でも出来るか?」

「まぁやってみないとわからないかな。それにちょうどあそこに敵がいるから試してみようよ」

そう言って左にいるフレンジー・ボアを指す。

「そうだな、よーし!やってやるぜ!」

そう言って赤髪の男はフレンジー・ボアに向かって走っていった。
黒髪の青年も行こうとしたが止まってこっちを向いて言った。

「そういやまだ自己紹介がまだだったな。俺はキリト。向こうの赤いのがクラインだ」

キリトは手を出す。

「俺はカゲヤだ。よろしくキリト」

そう言って俺はキリトの手を握り握手をした。

それからはクラインにいろいろとレクチャーした。
1番面白かったのが俺の真似をして何回も飛んで試していたが、ことごとく失敗に終わり何回も吹き飛ばされていた。
しまいにはHPが4分の1まで減らされていた。
キリトもやったが
[1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ