暁 〜小説投稿サイト〜
エターナルトラベラー
第十四話
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らないようになっているのだ。

そろそろ慣れてきたので、俺たちは狩猟クエストを受けてみる事にする。

クエスト内容は『ランポス10頭の狩猟』

クエストを受け、俺たちは森と丘に降り立った。

気配を消してフィールドを移動。

フィールドにある大きめの鳥のような足跡を追いかけるとそこには数匹の青色の鳥獣。ランポスだ。

茂みを移動して十分にランポスたちに近づくと纏でオーラを纏い振り上げたソルを振り下ろす。

先ずは一匹。

真っ二つにされて絶命するランポス。

しかし、俺はまだ一匹目だと言うのに倒した事に油断したようだ。

「アオ!危ない!」

反対側から距離を詰めていたために出遅れたソラが俺に叫んだ。

その声に気が付いて、俺はすばやく後ろを向くとそこには二匹目のランポスが大きく口を開いて噛み付いてきた。

やばい、やられると思った瞬間『流』を行使。噛み付かれた場所のダメージを減少させる。

「ぐうっ!」

噛み付かれた左腕。その攻撃のダメージをいくら流を使ったとは言っても0には出来なかった。

「つっ」

鈍い痛みが襲う。幸いにして身体の欠損は見当たらない。

今度は油断無く『円』を使用。前後左右、すべての方向からの攻撃に備える。

そう、ランポスは単体では其処まで脅威ではないかもしれないが、その真髄は集団戦。

一対多で戦う事の難しさをこのとき俺は始めて知ったのだった。

何とか見える限りのランポスを殲滅し、ソラと合流する。

ソラの方もどうやらランポスをしとめ終えたようだ。

「大丈夫?」

俺の左手を心配そうに見つめている。

「大丈夫だ。咄嗟に流で防御力を上げたから」

「そっか」

「しかし、これで勉強になった。目の前の一体だけを気に掛けていて、その他をおろそかにしてはだめだって事だね」

その後何度かランポスやその亜種のイーオスの狩猟クエストを受注。イーオスの麻痺毒にはてこずったが、対多数戦の初歩と言うべきそれを何とか物にする事ができた。



さて、モンハンと言ったら素材を集めての武器防具の生産と強化。

これもここではかなり忠実に再現されている。

なので、集めた素材で簡易防具を作成した。

俺はゲネポスの素材を使った上下一式。

ソラはランポスで統一されている。



狩猟クエストにも慣れてきた俺たちはついに飛竜の討伐を依頼されるまでになった。

とは言っても皆知ってるクック先生だけど。

怪鳥イャンクック大きな襟巻き状の大きな耳が特徴のピンク色の体色をした小型のワイバーンだ。

小型とは言ってもその全長は8メートルはくだらない。

俺は自分の所持アイテムを確認する。

薬草と
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