第百三十一話 健康診断
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一度、八神家に戻ると、ルカが来るのを待つ。
検査の結果が気になり、全員が真剣な表情を浮かべていた。
しばらくするとルカが部屋に入る。
ルカ「皆さん。検査の結果が出ました。」
ルカの言葉に全員が緊張する。
全員の視線がルカに集中する。
ルカの表情は今までにないくらい真剣そうな顔をしていた。
ルカ「夜天の魔導書ですが……………………」
無言になるルカに全員がリインフォース達を見遣る。
もしや何らかの異常があったのかと緊張も最高潮になった瞬間。
ルカ「検査結果、異常無し。以上」
全員【だあああああ!!?】
サラリと言われた全員が一斉にずっこけた。
もしかしたら異常があったのかと本気で心配したため、あまりにもサラリと言い切ったために全員がずっこけた。
ルカ「何してるんですか?」
全員【お前が早く言わないからだよ!!】
ヴィータ「マジで焦って損したぜ」
シグナム「まさか、夜天の魔導書に彼女のような管制プログラムがあったとは…私達も知らなかった」
ルカ「正確には忘れさせられたんだと思いますよ?はやてさん以前の夜天の魔導書の主の時代に何があったのかは存知ませんがね。通りであなた方と話をしていると違和感があったわけです」
ザフィーラ「それで我々はどうなるのだ?」
ザフィーラがこれから自分達はどうなるのだと問い掛ける。
ルカ「そうですね。夜天の魔導書はもう危険物じゃありませんし。はやてさんもそんな人じゃありませんし。ああ、でもはやてさんの場合は痴漢行為をするから魔導書の悪用を」
はやて「夜天の魔導書を痴漢に使ったりせえへんわ!!痴漢するとしても自分の力でするわ!!」
賢「それもどうかと思うけどね」
呆れたように半眼ではやてを睨む賢。
大輔「おい、誰かこの痴漢を捕らえろ」
フェイト「うん、はやて。しばらく近寄らないでね?」
はやて「ええ〜?そりゃあないやろ〜?」
フェイトの言葉で出たはやての情けない声に全員が笑った。
大輔「にしても良かったなリインフォース。助かって?」
リインフォース「ああ…大輔。あなたのおかげだ。ありがとう…」
大輔とリインフォースに何故か桃色オーラが出ている。
危険を察知したフェイト、アリサ、アリシアはうちわを取り出すと必死にあおいで、桃色オーラを吹き飛ばす。
なのは「一旦、皆家に帰った方がいいんじゃないかな?明日はクリスマスだよ?」
はやて「あ、そういえばそうやな」
賢「はやてごめん。クリスマスプレゼント…」
はやて「ええよ賢兄。気にせんといて。それに凄いクリスマスプレゼントを貰えたんや。新しい家族!!」
大輔「家族か、良かったな。はやて、リインフォースも」
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