エクゾディア
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たいだけど。それにしても何処に行ったのかしら?」
しばらく適当に島を歩いていると取り壊されている廃寮に辿り着く。今も業者の人達が機材を使って廃材をどかしている。その中に紛れて指示を出している遊矢を見つける。遊矢も私に気付いたようだ。
「何をやってるの?」
「見ての通り現場監督兼護衛だ。面倒な事に最近までここで闇を使った錬金術を使ってた形跡があったからな。念のために海馬社長に連絡して監督を任された、って言ってる傍からまたか!!」
遊矢がデュエルディスクを構えて向かう先には闇の塊が溢れ出してきて、人型になっている。業者の人達も慣れた物で一目散に現場から逃げ出している。
「『決闘!!』」
「先攻はオレだ、ドロー!!モンスターをセット、カードをセットしてターンエンド」
遊矢 LP8000 手札4枚
場
セットモンスター1枚
セット1枚
『ドロー、手札、シールドクラッシュ』
「ちっ」
遊矢がセットしていたモンスターは見習い魔術師。ということは魔法使いデッキか。
『モンスター、セット、エンド』
闇 LP8000 手札4枚
場
セットモンスター1枚
「オレのターン、ドロー。水晶の占い師を召還、装備魔法ワンダーワンドを装備し、効果発動。ワンダーワンドとそれを装備するモンスターを墓地に送り2枚ドロー。ふむ、更に強欲な壷を発動して2枚ドロー、天使の施しを発動3枚ドローして手札を2枚捨てる。闇の誘惑を発動、2枚ドローして闇・道化師ペーテンを除外。天からの贈り物を発動、お互いのプレイヤーは3枚ドローして手札を2枚捨てる。死者蘇生を発動して水晶の占い師を特殊召還。2枚目のワンダーワンドを装備して効果発動。ワンダーワンドとそれを装備するモンスターを墓地に送り2枚ドロー。まだ来ないか。暗黒界の取引を発動、お互いに1枚ドローして手札を1枚捨てる。もう1枚暗黒界の取引を発動。埋葬呪文の宝札を発動。墓地の魔法カードを3枚除外して2枚ドロー。やっと来たか。闇の量産工場を2枚発動、墓地から封印されし者の四肢を手札に加える。手札にエクゾディアが揃った事でオレの勝利だ」
通常ドローを含めて19枚ものカードを連続でドローしてエクゾディアを強引に揃えた。1ターン目は1枚もドローカードが無かったと言うのに3ターン目からは怒濤のラッシュだった。
「こんな感じで既にこの1週間で30体程倒してる。面倒な事にこんなんでも闇の決闘だからダメージは受けたくない。それなのに海馬社長から人員への被害は絶対に許さんと言われてるからほぼ24時間態勢で護衛をしている。ちなみにサイ・ガールは仮眠中だ」
良く見ると目の下に隈ができてる。サイ・ガールと二人だけだとすれば一人12時間、だけどサイ・ガールを一般人に見せる訳にもいかない
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