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魔法少女リリカルなのは ViVid ―The White wing―
第二章
十五話 激戦、熱戦、大激突!
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考速度が跳ね上がったクラナは向かって来る弾丸の軌道を正確に見極めると……
「フッ!」
その全てを命中ギリギリで回避。軌道を修正する暇を与えずにそのまま突き進む。
しかし四発全てを躱すと、今度はなのはの十八番。砲撃が待ち構えている。
[相棒!高速直射砲!来ます!]
「っ!防御!」
[Photon Smasher]
「
発射
(
ファイア
)
!」
弾幕を抜けて即座に迫るチャージの殆どない高速砲に、クラナは右手を突き出してそのまま突進する。
「アル!」
[Absorb]
アルが言葉を発した直後、クラナに直撃コースだった砲撃がクラナの掌に当たり……それがクラナの手の平に振れたそばから掻き消えていく。
────
「あっ!アレ!!」
「ん?あぁ。そういやさっきリオもやられたんだっけ。アレ」
クラナとなのはの戦闘をモニターで見ていて声を上げたリオに、セインが言った。リオはコクコクと頷いて少し食いつき気味に言う。
「あれ、何だったんですか!?」
「ふふっ。あれは多分、クラナ君流の射砲撃対策よ。分類的には、吸収放射ね」
「吸収放射……?」
首を捻ったリオに、答えたメガーヌが微笑んで頷いた。
「クラナ君はね、無色の魔力って言う、彼固有の魔力を持ってるの。これについて、ノーヴェちゃん達から何か聞いてる?」
そう言ったメガーヌに、リオとコロナは少し思い出すように頭を捻る。
「えーっと、確か、凄く体への負担が少ない魔力で……」
「クラナ先輩は、その魔力で、特殊な身体強化魔法を可能にしてるんですよね?」
「うん、大正解♪」
楽しげに頷いたメガーヌに、リオとコロナはその場でハイタッチ。楽しそうで何よりである。
「でも、それ以外にも、無色の魔力には幾つかの特性が有る事は聞いたかしら?」
「えっと……」
「そんなに普通の魔力と違うんですか?」
「えぇ。かなりね。先ず無色の魔力の特徴として上がるのは……魔力結合能力の低さかしら」
少し考えてから言ったメガーヌの発言に、セインが首を捻った。
「まりょくけつごー?」
明らかに分かって居ない体で話している彼女にメガーヌは苦笑する。
「其処からなのね……それじゃあ……コロナ先生?ご説明してもらえる?」
「へ!?は、はいっ!」
「おー、頼むぞコロナ先生!!」
突然指名された成果驚いたように立ち上がったコロナを、セインがはやし立てる。と言うかお前は年上、と言うか大人だろうと突っ込みたくなる。聖王協会シスターの学力がヤバいぞ大丈夫か。速くこの駄目シスターを連れて行ってくれシスターシャッハ。
「え、えっと、魔力結合と言うのは。簡単に言うと魔力を魔法として発動させる絶対条件とも言える魔導物理現象です。魔力は、それ単体ではただ魔力としてしか存在できませ
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