第十三話
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俺達の他にジンさんたち5人とレイザーの念獣を貸してもらって8人。
8対8のドッジボール。
うん、俺とソラは外野の端の方で邪魔にならないように見てた。
だって怖いんだもの!
レイザーの半端ない強度のボールに当たったら死ねるよ!
それでもジンさんは凄い!
ほぼ一人でレイザーを含める念獣たちを仕留めているのだから。
「ちょ!ジンお前、ちょっとは手加減しろよ!」
「へ、そんなやわな体はしてないだろう!おらぁ!」
割と本気で泣きを見ているレイザーさんがかわいそうでした。
そんな感じで今出来ている部分のテストがようやくひと段落した時、俺達は思いもよらない出来事に襲われた。
それはジンが新しく作ったアイテムをいろいろと試していた時の事。
「アイオリア。これを食べてみてくれ」
そう言って渡された1つのクッキー。
「何?また怪しい効果が付属しているんじゃ?」
これまでも色々と怪しいアイテムの実験に付き合わされた苦い経験が思い出される。
魔女の媚薬とかね!
悪乗りしたソラにまんまと一服盛られ、それから1週間、俺はソラとハッスルしまくってしまったよ!
「まあ、良いから食べろ!」
無理やり押し込まれるクッキー。
「ぐふぅ…のどに詰まったらどうするんだ!」
最近俺はジンの破天荒ぶりに最初のころにあった礼節など何処かに吹き飛んでしまった。
ジンさんと呼んでいたのが今ではジンと呼び捨てだ。
「って声が高い!?」
「成功だ」
「ってなにが!?」
声変わりのアイテムか?
いや違う、なんか微妙に体が微妙に縮んだような?
と言うか胸部が微妙に重いような。
胸を摩ってみる。
……え?
「え?胸!?」
「あっはっは。今お前は女なんだよ」
「ちょ!ジン」
「アイオリアおめえなかなかに美人じゅあねえか」
ドゥーンさん!
「かわいい」
ソラまで!?
「てかもしかして変身薬!?」
「ああ、性別反転するクッキー。名づけてホルモンクッキーだな。うむ、面白い、これは後で指定カードに入れておくか」
「って!?っちょっとまって、ちゃんと元に戻るの!?」
「大丈夫だ、効果は24時間。時間がたったら元にもどるさ」
24時間か…でも…何ていうかな…嫌な予感が…
「まてまてまて!俺は変身薬系とは相性がわる……ある意味相性が抜群なんだよ!やばいよこれ!絶対後遺症が出る!」
「はあ!?何いってるんだよお前?」
「昔、俺は変身薬を飲んだ事があるんだ!効果は一時的な物だったはずなんだ」
「ほお?」
興味深そうに聞き返すジン。
「そしたらどうなったと思
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