第十三話
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=戦闘時間らしいから、延ばさないことには戦いようも無い。
しかも魔法を使用すると当然のこと纏っているオーラが減る。
つまり戦闘時間も減る。
素の状態で30分『堅』が出来るようになったとしても、魔法などの使用したら結局15分程度か?
さらにガンダールブ(偽)と写輪眼の併用を考えるともっと減りそうだ…
一月の修行で俺が15分、ソラは18分と言ったところか。
纏 絶 練 発 の複合『硬』
これは出来るには出来たが、俺達の系統が特質系で、六性図では反対側に位置する強化系はもっとも相性が悪い。
これは周とかでもいえる事だが、どうにも一撃の威力は強化系の人の半分も無いといった所…
まあ、それでも殴りつければ人一人くらい簡単につぶしてしまえる位の力は有るのだけれど。
最後は『流』
俺達にとってこれは攻撃よりも、どれだけ早く的確に防御にオーラを集められるかといった所だ。
これもまあ写輪眼との併用で当たるところを瞬時に見抜ければノーダメージでの防御を有り得るだろう。
『流』に関してはやはり習得に時間が掛かった。
一応戦闘でも行使できる最低のラインに来るまでに3ヶ月。
といってもジン達からして見ればひよっこも同然なレベルなのだけれど…
そうそう、忘れていた俺の発。
結局特質系の能力は創れず、色々考えて、試行錯誤した結果生まれた能力が1つ。
『貯蔵する弾丸(カートリッジ)』
カートリッジが殆ど切れている状態の俺達の杖。
この弾丸を作れるのはドクターだけだ。
それも巨額の費用と時間をかけて1ダースが限界。
しかし、魔法に使われる精神力がオーラと同質の物であるとわかった俺は、何とかそれを留めて、好きな時に使えないかと四苦八苦。
そして生まれたのがこの能力。
『硬』の要領で、右手に全オーラを集中させ、弾丸を具現化。
これが出来た時は嬉しさで発狂しそうになったね。
使えるか解らなかったけれど…
それをソルにセットして使ってみたところビンゴ!
炸裂させた瞬間に、閉じ込めたオーラが俺の体に還元された。
一気に何倍にも膨れ上がったオーラで『硬』を施し岩を殴ったところ、強化系が強化したのと同等ほどの威力が出た。
これは嬉しい誤算だ。
だがまあ、オーラを増大させる事は出来るが、それを操る能力はまた別。
還元されても纏で留めておけず、結局半分以上は抜け出ていってしまった。
この辺りは要修行だ。
このカートリッジ、一度具現化すると、手から離れても日にちを置いても、劣化しない優れもの。
というか本来ありえないらしい。
オーラで具現化させたものは本体から離れるほど希薄になり消失する。
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